大乱闘 ページ41
マサイ side
初デートで知ったこと。
Aちゃんは恋愛に関して本当に初心者で、手を繋ぐのも初めてだと言うこと。
カフェで柚木という男に会った後、どうしてもAちゃんに触れたくて、帰りは真っ赤になった彼女の手を繋ぎ帰って来たのだ。
手を繋ぐことが初めてだとすれば、この先も。膨らむ想像に自身が熱を持ち始める。断じて体が目当てなど下衆な考えではない。Aちゃんが好きだから。好きだからこそ求めたくなるのは当然で。抱き締めて、キスをして・・・。
正直俺だって健康な成人男性なわけで妄想だってする。この先、俺が全部教えると考えると・・・やばいな。
時計を見るとモトキ達が来る時間までまだ1時間弱。・・・いいよな。
頭に浮かべてしまったまだ見ぬAちゃんの姿に熱が集まってくる。ベッドに腰掛け、ベルトをガチャガチャと外す。ジーパンのボタンを外しチャックを開け下着に手を掛けた・・・その時。
シ「マサイー！先にスマブラしようぜ！」
！？！？
玄関の開く音と同時に響くシルクの声。
反射的にチャックを上げ、布団を被り横になる。
ドッドッドッドッドッ.....
心臓の音があり得なく早い。
そして更に煽るように心拍を上げる、その要因は。
シ「外でばったり会ったからAちゃんもつれてきたぞー」
「お邪魔します」
二人分の足音が寝室の前を通過してリビングの方に向かっていく。
ざけんな、シルク！！お前だけでも焦るのに、Aちゃんまで連れて来やがって。こんな所見られたら幻滅されてしまう。
シ「あれ？いねぇの？」
爆発しそうな心臓に手を当てて、何度か深呼吸を繰り返す。
落ち着け、落ち着け。大丈夫、俺は編集中に眠くなって横になった、そう、それだけ、何にもない、そう、やましくない。
目をつむり自分に言い聞かせるように頭の中で繰り返す。
"ガチャ"
寝室のドアが開く音。
ゆっくり自然に、音がしたから俺は起きるんだ。自分のやってることに"俺は役者か"と脳内でツッコミを入れながら、ゆっくりと瞼を開ける。
「あ、ごめんなさい。起こしちゃいましたね」
申し訳なさそうな表情のAちゃんの隣にはシルクが。
シ「珍しいな、寝てたんだ？」
マ「え、あぁ、編集してたらすげぇ眠くなってな、は、ははっ」
ひきつる。
もうばれなきゃなんでもいい。
シ「んじゃ、先にスマブラ借りるわ」
俺はもう少し、布団からは出れそうにない。
「スマブラ、教えて下さい」
無邪気な笑顔。
マ「おぅよ」
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
