１つずつ * 01 ページ36
A side
明日は初めてのデートなのだが、いったいぜんたいどんな服装で行けばいいのか。メイクは？バックは？髪型は？
世の女性は日々こんなに気を使って生きていたのか。考えれば考えるほど頭がパンクしそうになる。
第一、行き先も聞いていないのだ。たくさん歩く場合、ヒールを履いていってしまうと辛くなってしまう。
クローゼットから服を取っては着替え、鏡とにらめっこ。ベッドの上散らばる服。
「はぁ・・・」
思わずため息がもれる。
どうしよう。マサイくん、どんな格好が好きなのかな。
* * *
マサイ side
シ「うわっ、マサイがちゃんと服着てる」
マ「その言い回し、誤解生むからやめろ」
モ「ふふっ、マサイ、服持ってたんだね」
マ「だから、言い方」
天気は文句なしの秋晴れ。
ここ最近は、感じても当たり前すぎてあまり考えなかった季節も、やっぱり移っていってるんだな、なんて柄にもなく考えてしまう。
いつもは、Tシャツ(主にフィッシャーズ仕様)、寒いときはYouTubeのウィンドブレーカー、そんな感じの服装で動画に出ている。正直、ここ最近出かける時の服装なんて気にする事はあまりなかったのだが。
まあ、コイツらとしては珍しいものを見た感覚になるだろう。逆であってもそうなる。
が、これでは普段から俺が何も着ずに全裸で生活してるような言われよう。ふざけているのはわかってるのだけど。
ザカオみたいに上級者コーデは無理だけど、俺は俺らしく、黒のパンツに白いTシャツ、上からグレーのテーラードジャケット。シンプルではあるが、シルク達からするとやっぱり見慣れないらしい。
シ「やっぱマサイ、格好いいな」
マ「男に言われるために着てねぇっての」
そう笑って手をふる。ドアがしまる。
私用で服装を気にして出かけるなんていつぶりだろう。それに。Aちゃんはどんな服を来てくるのだろう。初めて飲みに行ったときは麻のシンプルなワンピースだった。
思わず顔がほころぶ。
でもまあ言えることは、どんな格好であってもAちゃんは可愛いと言うこと。
緩む顔を引き締めて、マンションの前に向かえばそこには既に。
「あっ、マサイくん。お久しぶりです」
花柄の入った黒のワンピースに、デニムジャケット、スニーカー、小さめのキャンバストート。髪は緩くポニーテール。
思わず顔回りの後れ毛に手が伸びた。
マ「・・・可愛い」
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
