独占欲 * 01 ページ16
9月も半ばだというのに残暑は厳しく、秋服を楽しむ余裕を与えてはくれない。だからといって真夏の格好はできないし・・・。最近は悩みながらも半袖の秋っぽい色の服や生地をチョイスしている。
個人的には少し肌寒いくらいの季節が一番好きなので、早くこの気温から解放されたいところだ。
今日は土曜日、仕事もお休みで特に予定もなかったので買い物に出掛けていた。
秋服に秋コスメ、時代の最先端を行くお洒落な女性達が楽しそうに買い物をしていた。私はと言うと、可愛いと思ったものだけ。お洒落が嫌いな訳ではないが、流行の最先端にいたいと思うほど敏感な訳でもなく。
今日買ったものといえば、ショートブーツと、可愛くて一目惚れしたロング丈のスカート、そして前々から欲しかったオレンジベースのリップだ。
持っている服とスカート、ブーツの合わせを考えながらほっこりした気分でマンションに向かう。
マ「Aちゃん！」
急に呼ばれた名前に立ち止まり振り替えれば、そこにはマサイくん。あのご飯の一件からLINEをしたり、お勧めのカフェに案内してくれたりで少しずつ仲良くなって、あの時よりは緊張せずに話せるようになっていた。でも今回は。
シ「あっ、どうもお久しぶりです！」
モ「お久しぶりですー」
初めて会ったあの大失態のあの日から、久々に見た他のフィッシャーズメンバーに緊張が戻ってくる。何よりもやっぱりモトキくんが居ることに緊張が増してくる。
「お久しぶりです、以前はご迷惑をお掛けしてしまい、本当にすみませんでしたっ」
マサイくん達が歩いてくる。
やっぱりマサイくんって身長高いんだなぁ。
モトキくんとシルクくんはそんなに身長があるわけではないので並ぶとやはりスラッと見える。そんなときにふと目が合いドキドキしてしまったのは緊張のせいだろう。
出来るだけ表にでないように冷静を装ってると、手に持っていった紙袋の重みが消える。
見ればマサイくんが持っていて"マンションまで俺持つよ"と笑顔を向けてくれる。一気に熱が顔に集まる。
「えっ、そんな！私持ちます！」
マ「気にすんなって、な？行こ」
そう言うとまた歩き出す。
「あの、ありがとうごいますっ」
回りからは彼を冷やかす台詞もあったが、笑いながら"うるせぇ"と一蹴。やっぱり皆仲良いんだな、実際彼らを目の前にしてそう思えると、何だかすごくほっこりとした。
そして、それは唐突に。
シ「今日さ、Aちゃんさえよければマサイんちで一緒に飯どう？」
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
