どっきり * 番外編 ページ32
ンダホside
ン「あーっ!!!俺あれ飲みたい!マサイ、コンビニ行かねぇ?」
浮気現場目撃したみたいな空気に耐えかねて、俺はマサイを無理矢理つれてコンビニに行くことにした。
こいつは、モトキと一緒にいる時間も、Aちゃんとモトキが話してるのを見るのも、俺より機会あるんだし気づけよ、なんて思いながら特に用事のないコンビニの酒コーナーを眺める。
マ「外さみぃよ、何買うわけ?」
全く気付いてないマサイが羨ましいような、そうでないような。別にモトキには口止めされてないし、いいよね。
ン「マサイさぁ、Aちゃんの事好きだったりする?」
マ「おん?あぁ、好きだけど?」
全く予想してない事が返って来て、固まってしまう。マサイもAちゃんが好きだったなんて。
ン「え、あ、そうだったんだ」
マ「ンダホは嫌いなん?Aちゃん」
あぁ、そういう事か。
それだったら俺も"好き"だな。にしても、本当に鈍いっつーか、空気読んでるようで読んでねぇっつーか。
まぁ、それがこいつの良いとこなんだけど。
そう思いながら安堵する。
ン「俺も好きだよ、Aちゃんの事」
マ「だろ?」
ン「でも、まぁそうじゃなくて。俺らの好きはLikeであってLoveじゃないじゃん?」
マ「おぅ・・・・え?は!?もしかして!?まじでー!?いつから!?えー?!」
ここまで言ってやっと俺の伝えたいことが伝わったらしい。凄くテンションが上がってニヤている。かと思えばいきなり"やべぇ、俺ー"なんて叫びながらしゃがみこんだ。
ここはコンビニの中なのを彼は忘れてるのだろうか。
マ「さっきの事故、やばいじゃん。モトキに悪いことした・・・マジで事故なんだって、あれ!まぁ、流石に目の前にAちゃんの顔があったのはドキっとしたけど、でも、そういうんじゃねぇんだわ、マジで!!」
ン「いや、俺に力説しても」
必死具合に笑ってしまう。
これからは協力者も増えそうだ。
特に欲しい訳ではないお酒をレジで会計して、店員さんに冷たい目で見送られる。あれだけ騒げば、仕方ない。
ン「とりあえず、帰ったら何処かでモトキに伝えなよ」
マ「おう!そっかー、モトキがなぁー、うまくいくといいな」
ン「そうだね」
行きは寒い道だったが、帰りはなんだか少しほっこりして帰れそうだ。
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めいみ(プロフ) - Chさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´ω`*)初めて書いたフィッシャーズの夢小説なので、そういって頂けると本当に嬉しいです♪短編もあるのでよろしければそちらもご覧下さい♪♪コメントありがとうございました! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - 前途多難な恋だから、めちゃくちゃツボですーーー!!!最高すぎて何て感想を述べたらいいかわからないので、めちゃくちゃ好きですとだけ!言わせてください! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - そいさん» そいさん、コメントありがとうございます!好きだなんて、ニヤニヤしちゃいます(笑)こんなお話でも読んで頂けて楽しんで頂けているのであれば、本当に嬉しいです(つд;*)仕事終わり次第今日中更新できると思うので、今しばらくお待ち下さい♪ (2018年12月12日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
そい(プロフ) - あの 好きです(語彙力喪失 展開が私好みすぎて……めっちゃ焦れったいけどもっと焦らしてくれなんてMっ気のあるようなこと考えながら更新があるたびに最初から読み直してます笑笑 (2018年12月11日 22時) (レス) id: 251e5350d1 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 自然(??ω??)?さん» ありがとうございます!!そしてご指摘まで(つд;*)めっちゃ恥ずかしい間違いしてますね、私(笑)地味に訂正していきます!一応半分は終わりました!また何かあったら是非教えて下さい(つд;*) (2018年12月3日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2018年11月6日 23時