夜道 * 02 ページ18
今日は久々にホールやレジが多めの1日でどっと疲れたきがする気がする。普段はキッチンにいる割合の方が多いので、凄く気を使う。
シ「やべぇ、あいつ早いっ」
マ「ふはははは、追い付いてみろ」
ン「なにキャラだよ」
公園から聞き覚えのある笑い声が。
公園に向かうと、そこには遊具で鬼ごっこのような事をしているシルクくんとマサイくん、そしてンダホくんとモトキくん。モトキくんがカメラを持ってシルクくんを追っているので、撮影だろうか?
それにしても楽しそう。
見ていると勝手に顔が緩んでくる。
今度はシルクくんとモトキくんが走り始めた。この二人はまた別格なんだなぁ、なんて思いつつ皆の運動神経の良さに感心していたら、少し離れたベンチに女の人が一人座っているのに気づいた。あの人もたまたま通りかかって、何だか見いってるのだろうか。そう思うと少し面白くなった。私と同じようにぼーっも眺めちゃう人が他にもいるなんて。
もう少しで終わりそうだったので、近くの自販機で差し入れがてらにスポーツドリンクを買って、少し離れたところで待ってみた。
程なくして、カメラをしまったり、荷物を纏めたり、帰る準備を始めたので皆の所に向かった。
「お疲れ様、すっごい運動量だったね!」
マ「あれ、Aちゃん!いつから?」
「さっきだよー、撮影してたって事はお仕事だったの?」
シ「アスレチック鬼ごっこっていって、俺らがよく上げてる動画。でもあれが仕事の一部って普通の人からすると考えられないよね」
確かに私がしてる仕事とシルクくん達がしてる仕事は全く違う。でもそれはそもそも"仕事の種類"が違うから。だから何であろうと立派なお仕事、何よりあんなハードな撮影を数こなしてるなんて。
「そんな事ないよ、凄く素敵なお仕事だと思う!!はい、これ!差し入れです」
皆にドリンクを渡すと笑顔で受け取ってくれる。
少し休憩して話してると、仕事中にある視線を感じ、ふと振りかえる。
回りを見渡したが特に誰かがいる様子はない。先ほど居た女性も帰ったのかもう居なかった。
モ「どうかした?」
「うーん、最近よく視線を感じて・・・でも毎回気のせいなんだよね」
自意識過剰だね、と笑って誤魔化すと、ンダホくんが、でもさ、と続ける。
ン「それってもしかしてホントに見られてるかも」
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めいみ(プロフ) - Chさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´ω`*)初めて書いたフィッシャーズの夢小説なので、そういって頂けると本当に嬉しいです♪短編もあるのでよろしければそちらもご覧下さい♪♪コメントありがとうございました! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - 前途多難な恋だから、めちゃくちゃツボですーーー!!!最高すぎて何て感想を述べたらいいかわからないので、めちゃくちゃ好きですとだけ!言わせてください! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - そいさん» そいさん、コメントありがとうございます!好きだなんて、ニヤニヤしちゃいます(笑)こんなお話でも読んで頂けて楽しんで頂けているのであれば、本当に嬉しいです(つд;*)仕事終わり次第今日中更新できると思うので、今しばらくお待ち下さい♪ (2018年12月12日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
そい(プロフ) - あの 好きです(語彙力喪失 展開が私好みすぎて……めっちゃ焦れったいけどもっと焦らしてくれなんてMっ気のあるようなこと考えながら更新があるたびに最初から読み直してます笑笑 (2018年12月11日 22時) (レス) id: 251e5350d1 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 自然(??ω??)?さん» ありがとうございます!!そしてご指摘まで(つд;*)めっちゃ恥ずかしい間違いしてますね、私(笑)地味に訂正していきます!一応半分は終わりました!また何かあったら是非教えて下さい(つд;*) (2018年12月3日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2018年11月6日 23時