壁1枚 * 02 ページ47
モトキside
ンダホが手を押さえながら眠そうにもがいている中、ダホ以外のメンバーの視線は鍵に集まっていた。
"ん?"と互いに指を指し指された相手が首をふる。勿論俺も例外なく。
ダ「そもそもこれどうみても女子がつけるキーホルダーじゃん」
見る限りダーマが言うように、これは女の子のもの。だとしたら、持ち主は一人なわけで。ただ、そうだとすると昨日彼女はこの家に来たときに自宅の鍵はかけずに来たという、なんとも無用心な話になる。
モ「Aちゃんなら、なんかやりそう」
俺がそう言うとマサイとシルクが頷いた。
決して彼女が天然だとか、抜けてるだとかそう言う事を言ってるのではなく。
そもそもAちゃんとの出会い事態が彼女が鍵を忘れてて一人暮らしの自宅で閉め出しをくらってたところから始まるのだから。
モ「ふふっ」
思わずもれた笑いにシルクからは"いきなり笑うと気持ち悪ぃ"などといわれる始末。
モ「あー、いや。Aちゃんと初めてであったときも、Aちゃんは自宅の鍵なくしてたし」
シ「で、モトキくんはどこあたりからAちゃんの事好きになったの?」
ザ・ダ・ぺ『えっ!?』
三人の大声にンダホじゃないが、ビクっと驚いてしまう。一緒に居すぎて知ってるものと思っていたが、実際はシルク、マサイ、ンダホ以外は俺の片思いについて話していない。
口々に"いつから?!"だとか"どこにひかれたの?"だとかを聞いてくるメンバー。普段こんな話は中々しないので、恥ずかしいやら照れるやらで何だか居心地が悪い。
モ「いつからって、言われても・・・割りと早い段階で気づいたら」
ン「お隣のマサイくんにヤキモチ妬いて、もっきゅん可愛かったんだから」
いつの間にかはっきりと目覚めているンダホが余計な情報を流してくる。
モ「だーっもういいって!!お前さっきまで寝てたくせに!」
ザ「モトキが恋かぁ」
ダ「Aちゃんが彼女になったら、俺らも手作りの何か食えるんでしょ?モトキくん早く」
ぺ「お前の理由不純すぎでしょ」
ダ「結果モトキも幸せで俺らも幸せでハッピーじゃん」
ぺ「あ、うん?まぁ、そうか」
モ「人の恋路を簡単に進めて行くなよ」
そもそもAちゃんの気持ちが俺に向いてくれないと何も進まないって言うのに。俺はAちゃんの中のどんな位置にいるのだろうか。
もしかすると、他の繋がりでなく、メンバーの俺じゃない誰かにひかれてたりするのだろうか。
マ「シルクはどう思う?」
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めいみ(プロフ) - Chさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´ω`*)初めて書いたフィッシャーズの夢小説なので、そういって頂けると本当に嬉しいです♪短編もあるのでよろしければそちらもご覧下さい♪♪コメントありがとうございました! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - 前途多難な恋だから、めちゃくちゃツボですーーー!!!最高すぎて何て感想を述べたらいいかわからないので、めちゃくちゃ好きですとだけ!言わせてください! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - そいさん» そいさん、コメントありがとうございます!好きだなんて、ニヤニヤしちゃいます(笑)こんなお話でも読んで頂けて楽しんで頂けているのであれば、本当に嬉しいです(つд;*)仕事終わり次第今日中更新できると思うので、今しばらくお待ち下さい♪ (2018年12月12日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
そい(プロフ) - あの 好きです(語彙力喪失 展開が私好みすぎて……めっちゃ焦れったいけどもっと焦らしてくれなんてMっ気のあるようなこと考えながら更新があるたびに最初から読み直してます笑笑 (2018年12月11日 22時) (レス) id: 251e5350d1 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 自然(??ω??)?さん» ありがとうございます!!そしてご指摘まで(つд;*)めっちゃ恥ずかしい間違いしてますね、私(笑)地味に訂正していきます!一応半分は終わりました!また何かあったら是非教えて下さい(つд;*) (2018年12月3日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2018年11月6日 23時