【平和組・TAKOS】吸血鬼＋幼馴染み＝私

十四夜目 ページ14

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「…っきて……起きて、A」

身体を揺さぶられる感覚があり、ハッとして目を覚ました。

カーテンの隙間から光が漏れていて、恐れていた夜が終わったのだと実感した。

つ「…起こしてごめんね？でも、もう時間だったから…」

私の顔を枕元にしゃがんで覗いていたはすくんが、申し訳なさそうに言った。

『…ううん、起こしてくれてありがと』

学校に行くのに少し気が引ける気もするが、仕方ない。

とりあえず私は起き上がった。



『…あれ、コジくんは…？』

リビングに行っても人の気配はない。


つ「…あ、コジマさんは朝のパン買いに行ってくれてる」

…そう言えば、コジくんっていつも学校の売店で朝ごはん食べてたな…

私達がいるからわざわざ買いに行ってくれたのか…。

つ「…多分もうそろそろ帰ってく…」
コ「プレイボール！！たっだいまー！！」

つ「…帰って来たね…」

ちょうど被ったはすくんは、苦笑いしている。

コ「…あ、A！大丈夫だった？」

『…あ、うん。ありがとう』

私がお礼を言うと、コジくんは安心したように笑った。

コ「…よし！じゃあ…はい、これ食べて学校行こ！」

私とはすくんはパンを渡された。



急いでパンを食べ、制服を来てみんなで家を出た。




ちょっといつもとは違う道を歩き、私達は学校に着いた。





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