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life 47 ページ9

新海side









新「いやぁ、際どいオペでしたね。」






西「お前がいてくれて助かったよ。」









緊急患者のオペを終え、ホッと一息つく。









医局のデスクに座った途端に、PHSが音を立てた。









画面に表示されたのは

「緋山先生」

の文字。









――――何だ、コンサルか?









普段あまりコンサルをしてこない緋山先生からの電話に不思議に思いながら画面をタップする。









新「はい、新海です。」




緋「緋山です、今すぐICU来れますか?白石が目を覚ましました。」









――――目を覚ました?









新「す、すぐ行きます!」









高まる気持ちを抑えながら、ガタガタと椅子から立ち上がる。









西「お、おおう。どうした…?」









普段と違い、あたふたとしている俺に若干顔を引きつらせる西条先生。









――――いやいや、そこで引かないでくださいよ。









心の中で愚痴を言いながらも、足を進める。









新「ICU行ってきます!!」









一応そう伝えてから足早にICUに向かう。









その間がやけに長く感じた。









俺、重症かもしれない。



















新「白石先生!!!」



白「新海、先生…」









俺が来たときには既にベッドの周りに救命のメンバーが勢ぞろいしていた。









…ただ、藤田を除いて。









気を使って席を外してくれたみんなに感謝しつつ、白石先生の手を握る。









新「、はぁ。ほんとに心配した…」




白「ごめんなさい、心配かけて…。」









申し訳なさそうに謝る白石先生が、たまらなく愛おしくて、小さく笑う。









新「…いなくなるかと思った。ほんと、目が覚めて良かった。」


白「うん。…ただいま。」


新「おかえり。」









また、笑顔が見れて、良かった。









新「…怪我が完治したら、伝えたいことがあるから。」


白「???」









このとき、自分の顔が赤く染まっていたのは自覚済みだ。

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らむれもん - キラあやさん» 応援ありがとうございます!コメント励みになります。頑張ります!(^^) (2018年8月26日 20時) (レス) id: e372e1ae53 (このIDを非表示/違反報告)
キラあや - らむれもんさん» そうですか、応援してるのでこれからも頑張って下さい! (2018年8月26日 20時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
らむれもん - キラあやさん» そうですね…ある程度票が集まったら、と考えているのですが、多分、もうそろそろなはず…です! (2018年8月26日 16時) (レス) id: e372e1ae53 (このIDを非表示/違反報告)
キラあや - 次の作品っていつ頃になりそうですか? (2018年8月26日 14時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
らむれもん - 彩さん» コメント、ご意見ありがとうございます!橘先生がお好きなんですね。今後絡みを増やします! (2018年8月26日 11時) (レス) id: e372e1ae53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らむれもん | 作成日時:2018年7月27日 15時

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