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[第一章]始まり。 ページ2
「せんせー、これ可愛くない?」
「えー、なんかキモい…。」
「にゅやっ、かかか可愛いですか!?」
皆の笑い声。
何を見て笑っているの?
「せんせーさぁ、本当、タコみたいだよな。」
「てかなんでそんなに丸いんだよ。」
せんせーってタコみたいなんだ。
顔が真っ赤なのかな。
足が速いんだよね。
たしか…マッハ20。
あぁ、違う。
顔は黄色くて、何本も触手があるって言ってたな。
いいな、いいな。
私も見てみたい。
皆と同じ世界。
こんな真っ暗な世界、散々だ。
手探りでお弁当を手に取る。
お弁当と言ってもパンとお茶だけ。
可愛いお弁当なんて作ってもらってもわからないし。
これで十分。
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作者名:茜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/akane_uratuku
作成日時:2015年9月20日 16時