D.Gray-man ノアの一族でアレンの妹！？ (ページ35)

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第三十二話　ページ35

ルイ：「とらわれている魂が、君には見えるんだよねぇ？アレン・ウォーカー」

アレンに近づくルイ

ピタリと風がやむ

アレン：「・・・」

アレンはルイを睨む

そんなアレンにルイは笑いかける

まるで、友達のように・・・親しげに・・・

ルイ：「人を生き返らそうとするなんて、神が許すわけがないじゃない。だから、それは禁忌・・・。それに手を出した人間が悪いんだよ」

そういって、ルイはアレンの隣にいるナーラを蹴り付ける

悲鳴を上げるナーラ

いくら幼いとはいえ、ノアメモリーの一つを所有しているルイに蹴られたナーラは、後ろの壁まで吹っ飛んだ

アレン：「ナーラさん！！」

ルイ：「ねぇ、そう思わない？アクマの魂は囚われてるんでしょ？それはねぇ、神がその罪から逃れないようにしてるんだよ」

クスクスとルイは笑う

その笑い方に、見覚えがあって・・・アレンは目を奪われる

隙を見せたアレンの手を、ルイは思いっきり踏みつける

「___________________________ッ！！！」

声にならない叫びを上げる

骨が砕ける音がした

ルイ：「ねぇ？そう思うでしょ？ねぇ？」

そういいながら、ルイはアレンの手をぐりぐりと踏みつける

じわりっと血が出てくる

ルイの足がアレンの手から離れる

アレンの手をとり、自らに寄せ・・・

ペロッ

アレン：「くっ！・・・ぅ・・！！」

痛みに顔をゆがませる

ルイ：「_________________！！？」

ルイが一瞬驚いた顔をし、すぐにもとの表情に戻る

ルイ：「アレン、ご馳走様。ボクもアレンのこと気に入っちゃった❤」

ルイがアレンから離れる

ルイ：「そのナーラって子さぁ、エクソシストになるんでしょぉ？じゃあ、またボクたちと遊べるねぇ」

アレンが負傷した手を握る

ルイ：「かえろぉ、みんなぁ♪」

ルイの言葉で、ロードが扉を作り、あける

その中にスイラと残ったアクマが入っていく

ロードとルイが残され・・・・

ロード：「またねぇ、アーレン❤」

ルイ：「今度はナーラも戦えるようにしなよぉ♪」

「「バイバーイ」」

二人が入ったと同時に扉が閉まる

残されたアレンは、呆然として・・・われに返り、ナーラの元へとよっていった