D.Gray-man ノアの一族でアレンの妹！？ (ページ27)

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第二十四話　ページ27

ナーラの叫びとともに窓ガラスが割れる音がした

ルイは寸前で刀を止め、ロード達がそちらを見る

「その通りですよ…ナーラさん」

フードをかぶった少年

胸にはローズクロス

ノアの一族の宿敵

「エクソシストぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」

アクマたちの咆哮が響いた

少年はフードを取る

白い髪がはらりと揺れた

「アレン!!?」

驚きと共に、歓喜に似た声を上げるロード

「あれん？」

聞いたことのあるような、ないような、そんな名前

Aは首を傾げて、ロードとあれんを見守った

「アレーン♡」

ハートマークを撒き散らしながら、ロードはアレンへと両手を振る

全身全霊のアピールは、どうやらアレンにも届いたようで、黒髪の少女の姿を見つけて目を見開く

「なっ、え、ロード!!? なんでここに…!!」

「フフッ。ノアは不死身だって言ったでしょぉ？」

「エクソシスト…。嫌なタイミングですね」

「ロード様、A様、どうなさいますか？」

スイラがルイとロードの前に立つ

アレンは身構え、左目がスイラを解析する

僅かな困惑の色を滲ませて、アレンは口を開いた

「貴方は、アクマでは、ない……」

その言葉を受けて、スイラは肯定を返す

「その通りよ。私はアクマじゃない。けれどエクソシストには恨みがあるのよ」

そう言ったスイラの目は、悲しみと怒りと憎悪が渦巻いていた

「情報を提供する協力者、ですか」

「一緒にしないでくださる?」

つい、とスイラがスカートの裾を軽く持ち上げた

「初めまして、エクソシスト。私はスイラ。

ルイ：「アレン・ウォーカー・・・アクマの魂が見える人間」

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「エクソシスト・・・」