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目的地である会場へ到着した私たち。
和修政準特等から任務の最終確認をさせられる。
�ヾ枡發龍�種の残滅。アオギリの樹の介入も予測されるが、ビッグマダムは必ず仕留める。
�¬唄嵜佑竜濬弌�オークションの「商品」として民間人が囚われている可能性が高い為、拉致された民間人の安全を最優先せよ。
冷徹な姿勢の和修政準特等。彼のその姿勢は最大の〈効果〉と〈犠牲〉を生む。
現にドイツで彼が率いていたチームは最高の成績を収めた。しかし、死傷者も今までで一番多かった。
今回だって、民間人の救出が最優先だのなんだの言ってるけれど、それはうわべに決まっている。
ビッグマダムを仕留めるまで自由自在の駒を操るつもりだ。
どうせ私たちを〈数〉としか見ていない。
だから、クインクス班にどのような指示されるのか、いや、操作されてしまうのか心配で仕方がない。
頭の中で様々な考えを巡らせているうちに、参加する喰種捜査官たちは各自決められた配置場所に到着して、準備を終わらせたようだ。
〈作戦を開始する。〉
トランシーバーから聞こえる和修政準特等の言葉によって、ピリッとした緊張感が漂う。何年経っても変わらないこの雰囲気は慣れないものだ。
『大丈夫だろうか、六月くん。』
佐々木「…大丈夫です、きっと。」
琲世の仲間を信じる気持ちはどこの誰よりも真っ直ぐで、琲世の言葉を聞いて安心する自分がいた。
六月くんは大丈夫、絶対に。
琲世は向かってくる喰種をなぎ倒していく。
彼の体の軸が全くブレず、無駄な動きがない。
日頃から有馬特等と手合わせをして、動きを身に付けたのもあるだろうが、退勤後毎日トレーニングを怠らなかった努力の結果だと思われる。
本当に尊敬する。
しかし、強いからと言っても体力には限界がある。この作戦が終わるまで、せめて六月くんを助けるまでは体力を温存しておきたい。
『ここでこんなにたくさんの喰種たちと戦って体力温存できないのはきついな。』
喰種「うるせえ！こっちはお前らを殺せって言われてるから、体力温存できなくて好都合。任務完了すれば、お前らのこと喰ってやるから死後のことは気にすんなよ。」
『…お前、喋りすぎ。』
饒舌過ぎる騒がしい奴の赫包をクインケでぶち抜いた。
『ごめんね、赫包めちゃくちゃだ。クインケとして使うこともできなさそう。』
私たちは和修政準特等の「直進しろ。」という指示に従い、前に進み続ける。
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檸檬だろう - 最近東京喰種を見て沼ったものなのですが、とっっっても面白いです！！政道君の良さが溢れててもう……本当に……良すぎて……体調にお気をつけながらまた更新していただけるといいな、と思っておきます！！！！ (7月2日 17時) (
レス) @page35 id: 36eb5f3518 (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 続きがよみたいです！！ (2022年10月3日 22時) (レス) id: 4a2c317405 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - みぃさん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません。ありがとうございます！最近なかなか更新ができていませんが、少しずつ更新していきますのでどうぞよろしくお願い致します。 (2021年9月15日 14時) (レス) id: bdddc99c39 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - お忙しいなか更新ありがとうございます！！無理なさらないようにしてくださいね。 (2021年9月3日 1時) (レス) id: c397bf8382 (このIDを非表示/違反報告)
さの。(プロフ) - まこさん» そうだったのですね！コロナワクチンお疲れ様でした。どうかご無理はなさらずに (2021年8月12日 12時) (レス) id: 8d3664e567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ | 作成日時：2021年5月12日 11時
