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佐々木「A一等！」
バタバタと足音がすると思えばとても元気な琲世と六月くんが私の元へ駆け寄ってきた。
この間ポルポラと話した件の報告だった。
トルソーはタクシー運転手などに紛れ、この地域に隠れている可能性があるとポルポラは言っていたようだ。
過去の資料を読み漁ると、被害にあった女性達は体に傷跡があるという共通点があり、トルソーはそのような嗜好があると見受けられる。
体に傷がある人間が居そうな場所は病院が挙げられる。特に外科医院にそのような患者が多いと考える。
全被害者の通院記録を確認すると、やはり外科医院を中心に放射状に拡がっていた。
トルソーの行動範囲が分かれば、あとは捜査をするのみ。
『じゃあ、この範囲の外科医院周辺を当たってみますか。』
六月くんを1人にさせて大丈夫か心配になったが、“彼女”を信じて捜査を任せた。
しかし＿
〜♪
『瓜江くん？』
既に日は落ちていて、街灯が灯っていた。
琲世に連絡をしてCCGに戻ろうかと思っていたが、 瓜江くんから着信。
彼が私に電話をしてくるなんて初めてで、何かあったのだろうかと心配した。
『はい、もしもし。』
風を切るような騒音が聴こえて携帯を耳から離す。それと不知くんの声が煩いほど聞こえてきて、一緒にいるのだろうと察した。
瓜江「A一等。今どちらにいらっしゃいますか。トルソーがタクシーを運転しながら逃走中で、タクシーには六月が乗っています。至急応援願います。場所は＿」
瓜江くんが言っていた場所はここからとても近く、途中で見かけたCCG特別車両に拾ってもらい、現地まで行った。
到着した時には瓜江くんと不知くんはトルソーと交戦していて、少し離れた所で六月くんが座り込んでいた。
『六月くんッ！！！』
六月「A一等…。やっぱり俺、赫子が…。」
『今はそういう事言ってる場合じゃないよ。怪我の手当てが先。医療班お願いします。』
六月くんのことは医療班に頼み、私は副指導者として瓜江くんと不知くんを見守る。何かあった時のために＿
突如、バンッ！と大きな音が聞こえたと同時に、横たわっていたはずの車体が何者かによって宙を飛んだ。まるでボールのように軽々と。
その奥から見えた人影には赫子と思われるものが生えている。その赫子は資料で見ていたS(〜)レートのオロチのものだった。
オロチ「悪ィけど、そこのガリ半裸は俺らのモンなんで。」
まさかこんな時に現れるなんて。
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檸檬だろう - 最近東京喰種を見て沼ったものなのですが、とっっっても面白いです！！政道君の良さが溢れててもう……本当に……良すぎて……体調にお気をつけながらまた更新していただけるといいな、と思っておきます！！！！ (7月2日 17時) (
レス) @page35 id: 36eb5f3518 (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 続きがよみたいです！！ (2022年10月3日 22時) (レス) id: 4a2c317405 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - みぃさん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません。ありがとうございます！最近なかなか更新ができていませんが、少しずつ更新していきますのでどうぞよろしくお願い致します。 (2021年9月15日 14時) (レス) id: bdddc99c39 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - お忙しいなか更新ありがとうございます！！無理なさらないようにしてくださいね。 (2021年9月3日 1時) (レス) id: c397bf8382 (このIDを非表示/違反報告)
さの。(プロフ) - まこさん» そうだったのですね！コロナワクチンお疲れ様でした。どうかご無理はなさらずに (2021年8月12日 12時) (レス) id: 8d3664e567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ | 作成日時：2021年5月12日 11時
