もう離さない。何があっても…！

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Y「帰って来たのはいいけど、これからどうするんやろーな。」
茶「さあ。どうなるんやろー。」
Y「今、あいつがいる場所が1番辛いだろうな…。」
茶「届きそうで届かないとこか…。そういえば、雑誌に出ていたな。」
Y「これか？」
茶「買ったんか？」
Y「ああ。いつか、あいつに報告できるようにな。」
茶「せやな。それにしても、4年前のあの子と今のあの子、全然変わってないな。」
Y「ああ。大人らしさが増えた感じだよなー。」
茶「せやな。あいつが今のあの子に会ったら確実に惚れるな。」
Y「それな！2度と離れなさそうだな。」
茶「ゆっくりでも、いい。あの2人が元に戻れるなら。」

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『RAEMUさん。MVの撮影ですが、パリに決まりました。早速ですけど、パリに飛びます！』

「ずいぶん急ですね。わかりました。」

〜空港にて〜

『これ、チケットです。あと1時間でフライトですので、時間通りに搭乗口に来てください。くれぐれも送れないで下さいよ！』

「ひどいなぁ。綾さん(笑」

『何言ってんよ。前の仕事で遅れそうになったのは誰よ(笑』

「私です(笑 ん？この香り...。まさか...」

『らむ！スタッフが呼んでるわ。行きますよ！』

「あ、はい！」

今の香り...あの人の香水...気のせいかな。

きっと、気のせいだ。

同じ香水を付ける人なんてたくさんいるのに...あの人だけとは限らない...

あの人は...私の前に現れる事は…





ないだろう......

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