【QK】あなたの香水【ymmt】

アッサム1 ページ7

your side

あっという間に冬休みは終わりまた学校が始まる。それなりに慣れてきたこともありサボり方を覚えた。

単位も無事取れ、ひと安心する。

桜が舞う季節になり、私は3年生になった。禁煙もなんだかんだ慣れてきた。ガムはまだ手放せないけど。

3年生は就活する学生が増えるため授業も比較的楽になる。 まあ、1.2年で単位めちゃくちゃとったしサボれるっていうのもある。

そんな訳で本日、ずっと誘われていたQuizKnockの見学に向かうことになった。

普段着ないようなワンピースをきて、ふわりと髪を巻いてすこしだけ香水を振り掛ける

タバコの匂い、さすがにもうしないよね、と確認しこうへいとの待ち合わせ場所へ向かう。

『おまたせ』

｢うわ、気合入れすぎ｣

『はあ？こうへいのために気合い入れた訳じゃないしいいでしょ』

あわよくば誰かと付き合いたい。冗談だけど。

｢騙される人多そう 黙ってればそれなりだしさ｣

まあ俺の彼女の方が可愛いけど、と惚気を聞かされる。なんでも付き合って3年になるらしい。

そうこうしているうちにQuizKnockのオフィスだという場所に着いた。

｢こんにちは〜！例の子連れてきました！｣

｢ありがとう〜 今日撮影日じゃないしあんま人いないけどゆっくりしてって〜｣

奥から聞こえる声はまさしく伊沢拓司の声だ

『やっ、やばない、、？テレビの中の人がおる、、！』

小声でこうへいに話しかける

｢やばくないよ、とりあえず挨拶いく？｣

そう言って伊沢拓司さんの前に連れられる

『あ、はじめまして！天野Aです！よろしくお願いいたします！』

精一杯の笑顔で挨拶をする めっちゃ緊張する

｢よろしくお願いします こないだこうちゃんとみんはやしてたところみたよ〜 クイズ強いんだね｣

『いやいや、こうちゃんの足元にも及びません、、！』

となりで驚いた顔をしている こうちゃんって呼ばれてるのなら合わせるよ。

｢えー、普通にこうちゃん負けてたじゃん！｣

｢ちょ、伊沢さん！俺あれめっちゃ悔しかったんですから言わないでくださいよ！｣

2人の絡みめっちゃおもろいな、と思わず笑みがこぼれる

『あちらの方は？』

｢ん？あぁふくらさーん！例の子連れてきました！｣

ふくらさんと呼ばれた方はふんわりとした雰囲気で眼鏡をかけている男性 肩幅はがっしりしててモテそうな雰囲気だった

｢よろしくね〜！福良拳です！QuizKnockのプロデューサーしています！｣

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