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(また男…。)


私はもうどうでもよかった。

この今来た男の人が、私の隣にいる変態を追っ
払おうとなんでも良かった。


(男なんてみんな同じなんだから…。)


変態男は、黒髪男の登場にかなりうろたえ、


「そ、そうなのかい?いや〜、す、すまないね。
君のツレが迷子になってたみたいで…。そ、それ
じゃ!」


と言って足速に行ってしまった。

今この場にいるのは私と、黒髪男だけになっ
た。


「……ダメだよ、知らない人についていっちゃ。」


しばらくしてから、黒髪男がそう言った。

私は何も言わなかった。

ゆっくりと立ち上がり、黒髪男のことを見もせ
ず、自分の家の方へ歩いた。

黒髪は追ってこなかった。

8 ~マホト side~→←6



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設定タグ:マホト , YouTuber , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:神楽 | 作者ホームページ:http://uranai_kagura.jp  
作成日時:2018年7月17日 18時

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