bitter× sweet × bitter (ページ14)

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マホト:｢ほい、ここ俺んち。｣

A:｢わあ〜…(豪華なお家)。｣

この中に男がいると思うと、途端に足がすくむ。

マホト:｢大丈夫だって！俺がいるからさ！｣

この言葉になぜかドキッとした。

A:(私驚いたのかな…？)

そう思うことにした。

マホト･相馬:｢｢ただいま〜！｣｣

男たち:｢｢｢｢おかえり〜！｣｣｣｣

中から数人の男の声が聞こえた。

A:(怖い…！)

マホトは玄関から動けない私を見かねて、笑い
ながら私の手をぐいっと引っ張り、みんなの居
るリビングまで連れていった。

A:(4人も知らない男がいる…)

私はリビングに入り、倒れそうになった。

マホトの手を握っている私の手に力が入った。

驚いたことにマホトはその手を解こうともせず、

マホト:｢みんな注目〜。ここにいるのは昨日の
少女こと、Aちゃんです。やっぱり俺の言
った通りかくかくしかじかの理由で男性恐怖症
だった。｣

A:(｢昨日｣って、マホトさんもここにいる
人たちも私が昨日会った集団の人達なんだ…)

マホト:｢ってな訳で、今からAちゃんの男性恐怖症を治す会を始めます。｣

男たち:｢｢｢｢｢おーー！！！！｣｣｣｣｣

いやいやいや待て待て待て、ついていけん。