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※結構エグイことします。苦手な方注意！※
部屋にある家具の破片や、窓のガラス片が吹き飛び、ローは顔を腕で覆うが、体中にその破片を受けてしまった。
「くっ、そ……なんて爆発だ…」
身体に刺さった破片を乱暴に取り払いながら、煙の奥で見えるランボーを睨みつける。
「おい海賊！！ なんてことしやがる！ ここをどこだと思ってる！ 俺の部屋だぞ！？
半壊する前にさっさとそのゴミを片付けろ！！」
部屋の奥で、顔を真っ赤にしながらジークフリートがわめいている。
ランボーはうざったそうに彼に振り返った。
「お前を雇ったのは金になるからだぞ！！ 俺に金をかけさせるな！！ わかったら早くそいつを＿＿」
「きたねェな、お前」
低く、冷たい声だった。
そして、彼は、"剃"と呟いたかと思えば
ジークフリートの背後に立っていた。
そしてその手には、きらりと光る、研ぎ澄まされた短剣。
刃先が向かう先は
「お、まえ…なにを…」
ジークフリートの心臓。
彼は、ごぷっと口から喀血し、ばたりと正面から倒れてしまった。
思わず目を見開くローをよそに、ランボーはジークの身体を持ち上げて、これ見よがしに掲げた。
「なぁ、お前もそう思うだろ。トラファルガー」
「ひ、ひぃッ…」
「こんな男に、俺の美学が見合うと思うか？」
「お、おいっ、金なら払う！！ 助けてくれ！！」
「やっぱり、形あるものに、美しさなんて宿らない」
ローが唖然とする間に、ランボーは、ジークを空中に高く放り投げて、そのまま
「芸術は、爆発だ」
パチン
高らかに指を鳴らした。
その瞬間、ジークを囲うように、連続で爆発が起こり、彼の悲鳴が部屋中に木霊した。
「っ、マジかよ…」
先ほどまでとは別人の男が、自分を睨みつけて、爆炎の中に揺れていた。
＊
岡本太郎的なあれではなく、デイダラ的なあれです。
でも私は岡本太郎めちゃ好きです。
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弥生(プロフ) - ブルーフェザーさん» ありがとうございますー！今ちょっとネットがない環境にいてコメント返信しか出来ない状況なので気長に待っていただけると嬉しいです！ (2021年4月17日 10時) (
レス) id: 0bb29c5719 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！ (2021年4月14日 6時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - めぐちさん» ありがとうございます！！評価トップバッター嬉しいです…！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 02a09e0452 (このIDを非表示/違反報告)
めぐち(プロフ) - 祝、続編です！！ひとつめの高評価入れさせて頂きました。これからも頑張ってください！ (2020年12月12日 23時) (レス) id: 0507494f21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作成日時：2020年12月12日 23時
