みんなのいもうと

【 高畑充希 】 ページ7

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高畑充希 side














竹内「 マジで！ほんっとに！めっちゃいい！もう最高だった！ 」




高畑「 そっか ( 笑 ) 」









《過保護のカホコ》の撮影現場。


涼真くんが大興奮しております。



聞く限り、【レンタル妹】というものを利用したら想像の5000倍良かったってだけの話。








高畑「 ねえ、大丈夫なの？詐欺とかじゃないの？ 」




竹内「 違う違う！ 」




高畑「 うーん、でも怪しいよ？ 」




竹内「 これがびっくりほんとに違うんだよ！料金だってぼったくりとは考えにくいし、詐欺られてもまあ許せるくらいの料金だし 」




高畑「 え〜？そんな安いの？ 」




竹内「 うん結構。充希ちゃんもやってみたら？女性利用客も多いって言ってたよ！ 」




高畑「 うーん、でも… 」









ぼったくり云々は置いておいて、人見知りな私がレンタル妹を楽しく活用できる自信はない…









竹内「 充希ちゃんだって最近忙しいしストレス溜まってない？マジで時の流れ早く感じるしめっちゃ楽しいしめっちゃ癒されるよ 」










実家の妹とは大違いだわ〜なんてケラケラ笑う涼真くんを横目に、


わたしは真剣にひとりで考えていた。










スタッフ「 撮影再開しまーす！ 」



メイク「 高畑さん、ちょっとシャドウ塗り直しますよ〜 」



スタッフ「 照明さんもうちょっと明るく！ 」










騒がしい現場の中央で、衣装さんやメイクさんに手を引っ張られながら歩く私の頭は


もうすでに【レンタル妹】でいっぱいいっぱいだった。






涼真くんが絶賛するほどいいんだ…すごい。気になる。






一度気になりだしたらとことん考えちゃうくせ、やめないと…












竹内「 その顔は気になってるんでしょ！後でサイトのURL送るから気になったら見て！ 」




高畑「 えっ、あっ、うん 」











いつの間にか横にいた涼真くんに満面の笑みで言われてしまって、思わず断れなかった。




気になってたのは事実だし…














＿次の休みいつだろ















私の中で期待が膨らんでいってるのは確かだった。














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リクエストくださいおねがいします…

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