53話 ページ24
三雲は射撃戦を教わるため、嵐山隊の隊室に出向いた。しかし、緊張してしまい、なかなか入れずにいた。すると、扉が開いた。
扉の前に立っていたのはA級嵐山隊隊員の木虎藍であった。
木虎「何してるの?さっさと入れば?」
三雲が中に入ると嵐山隊隊長の嵐山准、隊員の時枝充、オペレーターの綾辻遥、そして添木Aがいた。
三雲「こんにちは。今日はよろしくお願いします。これ、宇佐美先輩からです。」
嵐山「やあ、三雲くん!」
時枝・添木「「こんにちは。」」
綾辻「わあ、いいとこのどら焼きだー。お茶入れますね。」
時枝「自分がしますよ。」
すかさず動くあたりフォローの名手だと感じさせる時枝。
三雲「あの、一体何を?」
三雲は机の上に置かれたたくさんの書類を見て聞く。
木虎「あなたのせいよ。遠征のことをマスコミに話すから、入隊希望者が多いの。」
嵐山「添木は手伝いのために来てくれているんだ!」
三雲は添木がいることへの疑問が晴れたと同時に自分のせいで負担をかけてしまったことへの罪悪感を感じた。
添木「三雲くん、いずれにしろ遠征の話は公にする予定だったんだ。少し早まっただけだよ。気にしないで。仲間が増えるんだ。ポジティブに考えよう。」
添木は三雲に対して優しく微笑んだ。
その後、三雲は嵐山や木虎に指導してもらうこととなった。
木虎に頼む際にはこんな出来事があった。
木虎「二宮さんは合成弾を教わるために出水先輩に頭を下げたそうよ。
それに添木さんも狙撃を教わるために半崎先輩に頭を下げたんですよね?」
添木「ああ、そんなこともあったね。義人くんが歳上を指導するのはダルイっすわ、って言ってたから強硬手段に出てしまったね。」
さらっと笑顔でいってしまうあたりが怖い。
三雲も思わず、冷や汗が出た。
三雲も木虎に対して頭を下げ、指導をしてもらえることとなった。
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ヴィー(プロフ) - あきさん» コメント嬉しいです。どんどんお願いします!これからもよろしくお願いしますね。 (2022年3月9日 21時) (レス) id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - あきさん» コメント遅くなってしまいすみません。米屋くんとのオチを考えたのですが、なかなか思い浮かばず…。私が書くのは難しいかもしれません。すみません。できる限り考えたのですが…。 (2022年3月9日 21時) (レス) @page13 id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - これからも更新楽しみにしています。(文字数の関係で二つ投稿してしまいました。通知を多くしてしまい申し訳ありません。) (2021年5月5日 23時) (レス) id: a201a62570 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - コメントにて失礼いたします。話がとても面白くて読みやすいので好きです。オチなのですが私は米屋くんが好きなのでもし可能であれば米屋くんオチを読みたいです。オチアンケートから時間が経っているのでもし無理であれば無視していただいて構いません。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: a201a62570 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - みこみさん» 分かりました。やや恋愛要素はあるかもしれませんが、告白なしで、誰とも付き合わないまま進めていきますね。ありがとうございます! (2021年3月3日 2時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヴィー | 作成日時:2021年2月23日 10時