私の御先祖様は、武装警察２【赤羽業】

１７時間目 ページ19

[貴方side]ー１時間目・数学ー
殺｢どうしてもこの数字が余ってしまう！
そんな割り切れないお悩みを持つあなた！！



でも大丈夫ピッタリの方法を用意しました！！黒板に書くので皆で一緒に解いてみましょう。｣






業｢……｣






隣の席でちらほら銃が見える。撃つのか、と思いきやその手は触手によって遮られていた。






殺｢……となります。あぁカルマ君。銃を抜いて撃つまでが遅すぎますよ。ヒマだったのでネイルアート入れときました。｣



業｢……！！｣






ー４時間目・技術家庭科ー
殺｢不破さんの班は出来ましたか？｣



不｢…うーんどうだろ。｣






わたしは一応寺坂たちの班。






不｢なんか味がトゲトゲしてんだよね。｣



殺｢どれどれ。｣



業｢へぇ、じゃあ作り直したら？1回捨ててさ。｣






と言った瞬間鍋をひっくり返して殺せんせーの方へかける。







多分、今の間にナイフを当てようとしたみたいだけどすっかりかわされて可愛いエプロンをつけられている。






業｢……！！｣



殺｢エプロンをつけ忘れていますよカルマ君。スープならご心配なく。全部空中で吸っておきました。



ついでに砂糖も加えてね。｣



不｢あ！！マイルドになってる！！｣






……中々悪くない業のエプロン姿。弱み握れるから写真撮っておこう。←






ー５時間目・国語ー
殺｢ーー私がそんな事を考えている間にもーー｣







今度は手首からナイフを仕掛けよとする業。だがそれは殺せんせーの1本の触手によって阻止されてしまう。






殺｢ーー赤蛙はまた失敗して戻ってきた。私はそろそろ退屈し始めていた。



私は道路からいくつかの石を拾ってきてーー｣






と、赤蛙を読んでいる間に業の前髪を手入れする殺せんせー。






無理なのか、ガチで警戒している殺せんせーの前だと。






『キーンコーンカーンコーン』






終わりのチャイムが、鳴り響く。

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