テニスの王子様 隠れ美少女の秘密 2

七十五話 ページ37

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立海レギュラーたちと、跡部所有の合宿所に移動した。


ジャ「ったく…跡部はどんだけ金持ちなんだよ…」

丸井「ああ、跡部財閥だろぃ？ 聞いたことあるぜ」


真夏の太陽をサンサン浴びせられる中(キミ様
立海のレギュラーたちと跡部所有の合宿所に着いた

のは、いいんだけど。

門入ってからの道のりが長い。
これ車で移動すべき距離。

そこらへん気ぃ聞かせてくれても。

かなり歩いた後で、皆汗だくだ。

幸村「あ、着いたね」

足元ばっかみて歩いてたから、精市さんの言葉に前を向いた。

…！？

な、なんだここは！？


合宿所？

いや。

一種の高級リゾート地だろ。

視界に入るのは、人こそいないものの

プライベートビーチ、プール、温泉？

スパやら…

す、すげえ

そんな時聞こえてきたのは。


跡部「てめぇらよく来たな。 室内で他の学校も待っ…


A！？」

彼の目は完全に私を捉えている。



普段からは伺えない、焦りの混じった声


跡部…



私は跡部を前にして何も言えないまま、立っていた


…ら、



ん！？



彼がこっちへ物凄いスピードで向かってくるではないか。

跡部は私の元に着くなり、手を引いてどこか別の場所に移すようだった。



そりゃ、跡部も話したいことあるだろうけど！！


私の抵抗も、無力。


跡部に手を引かれるまま、連れて行かれた。


ーーーーー

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立海レギュラー陣side


「…山瀬が連れて行かれた…」

「A先輩の名前なんで知ってたんスかね…！？」

「な、なぜでしょう」


一同、その場で唖然。

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