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どうやら二人とも弓道経験者で弓道部に入部希望らしい。
いいなぁ、弓道私も…
「矢田ちゃんは弓道経験者なの？」
「中学のとき1年間とちょっとしてたよ。転校してからは止めたけど。」
「高校ではしねぇのか？」
「うーん…。どうしようかなぁ。」
「俺、絶対お前どっかで見たことがある気がすんだよ。」
「あ！確かに俺もする！！」
「はは…気の所為だよ…。ほら、着いたよ弓道場。上がってみてもいいかな。｣
3人で玄関から入った。
角を曲がると視界いっぱいに見える光景が私の記憶を甦らせる。緑の心地よい芝生のの矢道、日光の反射する射場の床、本来なら的がはられている安土。何もかもが私の弓道への思いを焦がせさせた。
「すっげぇ！中々いい射場だな！そうだろや、だ…？お前、なに涙目になってんだ…？」
「え、うそ、気のせいだよ！」
「ええ！矢田ちゃんどうして！？｣
確かに視界は揺らいでいる。きっと、弓道をしていたあの頃が懐かしいんだ。1人で悩んで落ち込んで、辛いことから1人で弓道からも逃げ出したけどやっぱり私は弓道がしたかった。
「お前、泣きやめよ！困るだろ…。」
「う、おのぎ、ごめ、」
「かっちゃん！！泣いてる女の子には優しく！だよ！矢田ちゃん大丈夫？」
そういって優しく頭を撫でてくれる如月くん。すごく安心する。
「俺たちは、まだ会ったばっかだけど、悲しいことがあったら何でも言ってよ。矢田ちゃんはいろいろ溜め込みそうだし。」
「うん…、ありがとう如月くん。」
「七緒でいいよ！矢田ちゃんに何があったか知らないけど、いつか教えてくれるといいな。」
「どうせ弓道部入るんだろ？仲間になるんだから頼れよ。」
そういって少し不器用そうに私の頭をわしゃわしゃと撫でる小野木。
弓道部に入って二人とがんばってみよう。
___________
夢主ちゃんに何があったのかは今後ぼちぼちと書いていきますね！！！
ちなみに作者も弓道経験者ですが、早気になったことがあるのでツルネを見始めて過去のトラウマが…笑。
とりあえず、竹早くん大好きです。
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ぴぴるぴー(プロフ) - 番犬ｽﾞはこれからも活躍をしてもらいます(笑)文に関しては雑にならないようにしていたので綺麗と言われて安心しました…！ありがとうございます（*^^*） (2018年12月24日 13時) (
レス) id: cd72a96e39 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 綺麗な文章で読んでいて気持ちいいです！番犬最高。これからも応援しています。 (2018年12月24日 0時) (レス) id: af3085a075 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴるぴー(プロフ) - ありがとうございます！主人公には私が弓道で注意していることをそのままやってもらってます(笑)。更新忘れないように頑張ります〜！ (2018年12月1日 21時) (レス) id: cd72a96e39 (このIDを非表示/違反報告)
四郎(プロフ) - 私も今部活で弓道をしているので、主人公の凄さっぷりがよく分かります！！的中連発とかいつかしてみてぇ…。更新頑張ってください！！ (2018年12月1日 2時) (レス) id: 6e9081cabc (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴるぴー(プロフ) - そう言ってもらえてとても嬉しいです(´･･`)張り切りすぎて画面割らないように気をつけます！ (2018年11月26日 1時) (レス) id: cd72a96e39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴるぴー | 作成日時：2018年11月19日 1時
