11話 ページ35
学校帰り
重い足取りで約束の路地裏へ向かう
浅岡「昨日より遅かったね、・・・Aちゃん」
榛原「・・・すみません」
おとなしく従っておけば早く終わる
そう学習した俺は素直に謝った
？「へえ・・私女の子の血はあんまり興味なかったけど、この子は美味しそうね」
浅岡「だろ？・・・・Aちゃん、こいつは俺の幼馴染のリオだ」
リオ「よろしくね♪」
黙って頭を下げると華奢な手が俺の手首をつかんだ
リオ「ほんとにイイ子ちゃんね。そのまま最後までおとなしくしててくれるといいんだけど」
そういってリオさんは俺の手首に噛みついた
一瞬目の前が真っ白になる
痛い
涼星さんや真さんの牙とは比べ物にならないくらい長い牙が、深々と刺さっている
歯を食いしばっていると、リオさんが顔を上げて微笑んだ
リオ「私の吸血はほかの吸血鬼よりも痛みが強いらしいから、男の子でも気を失っちゃう子が
いるのよ。・・でもあなたは大丈夫みたいね。見直したわ」
俺にはそのことばにこたえる余裕がなく、ただ激痛に耐え続けていた
浅岡「おい・・・この傷、アイツにやられたのか？」
榛原「っ・・・・・はい・・・ッ」
真さんは短く舌打ちをし、俺の制服のボタンを一つはずした
手首から全身に伝わる激痛のせいで、俺はあまり抵抗できず、されるがままの状態だった
浅岡「勘違いすんなよ？俺がほしいのはアンタの血だけだ」
そういって浅岡さんは鎖骨の少し下あたりに噛みついた
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大草原ぴえん丸 - すごい良いですね！(数年前の作品にすみません！) (8月17日 21時) (
レス) @page2 id: 8e4784552b (このIDを非表示/違反報告)
なめこ好き - メッチャ私のお気に入りになりました！(*^^*)頑張ってください！ (2018年9月17日 20時) (レス) id: 2f8ccb0650 (このIDを非表示/違反報告)
ﾀﾞﾀﾞ - このお話大好きです。続き楽しみに待っています。 (2017年6月7日 19時) (レス) id: 3e11cade8a (このIDを非表示/違反報告)
レン - 続き、楽しみにしてますね♪更新頑張ってください！ (2017年5月24日 9時) (レス) id: b50ec71b84 (このIDを非表示/違反報告)
るな - のんちゃんさん» 良いですよね！特別感が生まれる笑 (2017年3月5日 19時) (レス) id: 778efceaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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