12、俺と裏 ページ12
Aside
『っ...裏...くっそ...俺のサイダー飴と自由の権利....!!』
「自由の権利っつー奴初めて見たんだけど」
『くっそ...今日はコーラにしとくか...』
「あ、待って俺これいらないからあげる」
『....!?じゃ、何で俺お前に賭け挑んだの??』
「知らねーし」
『...なんで俺から取ったの!?』
「おもろそうだったから」
『(なっ...コイツ...罪罰野郎が...)』
「はい」
そういって罪罰野郎は携帯を差し出してきた
『え?何、くれんの?』
「誰があげるって言ったか?」
『じゃ何この手は』
「連絡先♡」
『うっわお前...しっかりと俺から自由の権利を奪おうとしてくるな...』
「早く〜携帯ー」
『チッ、へーへー』
『さあ、俺は取られないようにすぐ買って帰ろう...』
「えーもう行くのー」
ドンッ
俺は誰かの肩にぶつかった。
というか明らかに俺はぶつかられた方だ。
そして地味に痛かった。あの罪罰野郎は後ろにいるから違うし、
何よりコイツだと肩じゃなくて胴体が当たるであろう。じゃ誰が?
「ああ?痛てーんだけど。折れたわー」
....ヤクザじゃねぇーか!?
草超えて森超えてマングローブなんですけど。(知らない人は調べてみてね☆)
『ああー...すいません、ちょっとサイダー飴の命が危ないんでごめんなさい』
「ブブッ」
『(後ろで笑う声はガン無視だガン無視)』
「ああ?テメェ、ナメてんのかゴラ」
『おわ』ぐいっ
胸元掴まれたんだけど...しかし俺今コンビニの中、狭い。
無闇やたらな蹴りなんてしたら最悪弁償...
暴力事件でも迷惑をかけるだろーな。
大人しくするしか...
「....!?なんだてめっ....」
『え?』
グシャァッ
男の頭が潰れるような音がした。
流石に目瞑って耳塞いだ。
生憎、顔を床に何回か当たっただけで、大丈夫そうな怪我だった。
にしてもほんの数回の蹴りでこの巨体を...?
誰がこんなこと...
「あっ、ごめーん怖かった?」
oh....ジーザス。巨体には巨体をか...
『お前がやったのかよ...』
「え、さっきのやつ見ても同じ口聞けんの?」
『?聞けるよ別に。怖くはないし』
「...ばはっ♡やっぱおもしれー♡」
『...は?ちょ、待て罪罰野郎!』
「半間修仁。」
『!?』ピタッ
「それが俺の名前、あんたは?」
『...花垣...A...?』
「ふは、A。罰ゲームはまた今度な」
『なんだアイツ...』
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こーひー(プロフ) - ラウトさん» わああ!!ありがとうございます!! (2021年9月11日 12時) (レス) id: 11a6e966e4 (このIDを非表示/違反報告)
ラウト - お兄さんのブラコンぶりが最高ですね!!めっちゃ面白かったです!!!更新頑張ってください!!! (2021年9月10日 17時) (レス) id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
こーひー(プロフ) - Mさん» それ...作者渾身の凡ミスですね...即直します...指摘してくれるとほんと有難いですすいません...! (2021年9月5日 15時) (レス) id: 046fecff9d (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 武道兄のブラコン具合が面白かったです!更新楽しみにしています。ただ、おそらくこの時代(12年前)にはスマホがなかったと思うので、12話の半間くんとの会話で、スマホが出てくるのは少しおかしいような気がします....。 (2021年9月1日 16時) (レス) id: a859a67da2 (このIDを非表示/違反報告)
こーひー(プロフ) - おいさん» そう思ってくれてとっても嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年8月24日 9時) (レス) id: 046fecff9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーひー | 作成日時:2021年8月20日 15時