竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ22)

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二十-ゞページ22

第二部を知らせる花火が打ち上げられた。

『では！委員会対抗借り物競争の選手を発表します！』

『Aコース！生き物飼ったら最後まで！生物委員会五年竹谷八左ヱ門くん！一年初島孫次郎くん！

Bコース！元気いっぱい体育委員会六年七松小平太くん！一年皆本金吾くん！

Cコース！甘酒購入控えめに！火薬委員会二年池田三郎次くん！一年二郭伊助くん！

Dコース！いつも修補お疲れ様です用具委員会！三年富松作兵衛くん！一年福富しんべヱくん！

Eコース！ギンギン会計委員会！四年田村三木ヱ門くん！一年加藤団蔵くん！

Fコース！本の返却は早目に！図書委員会五年鉢屋三郎くん！一年二ノ坪怪士丸くん！

Gコース！恐怖の生首フィギュア！作法委員会四年綾部喜八郎くん！一年黒門伝七くん！

Hコース！仲良くいこう！ゲスト忍者チームタソガレドキ忍者隊諸泉尊奈門さん！ドクたましぶ鬼くん！

Iコース！不運に負けるな！保健委員会三年三反田数馬くん！一年猪名寺乱太郎くん！
尚、大変言い難いのですが、学級委員長委員会は審判を務める為不戦勝となっております』

勘｢ええ！？なんだよ不戦勝ってぇ！？｣

『借り物競争、各チームスタートしました！まずは何を借りるか課題が入った封筒を取りに走ります！あ！生物委員会が先頭を取り有利かと思われます…が！』

七「いけいけどんどーんっ！｣

「「うわぁぁっ！？！？」」

『体育委員会が生物委員会を吹っ飛ばして走っていきますっ！！生物委員会大丈夫なのでしょうか！？』

七「さぁてと！金吾、どれにする？｣

『七松選手！各チームの為に用意された封筒を全て手に取りました！どうする気でしょうか？』

皆「駄目ですよ先輩！一チーム一枚ずつなんですから｣

七「それぇっ！！｣

皆「な゛ぁっ！？！？｣

『ああ！七松選手！全ての封筒をばら撒きました！！九枚の封筒が宙を舞っています！！』

潮「なんてことしやがる小平太ぁ！これでは封筒を探さなきゃならなくなったじゃねぇか！！｣

留｢タイムロスさせる作戦かぁ！？小平太めぇぇ！！｣

七「キャッチ！！よ〜し！これに決めた！｣

『舞い落ちる一枚から、野生の勘で選び取りました！彼の行動に悪意は無いと思われます！悪意は無いとは言え、これは各チームへの地味な妨害行為なのでしょうか！？！？』