竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ20)

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十八-ゞページ20

『では！第一競技の開始です！アナウンスは私！三年い組、深過Aが担当します！』

「「ダァァッ！！」」

富「Aが…」

立「実況…？」

竹「おほ！Aが実況だ！！」

勘「あの天使の声を聞けるなんてな…」

『Aコース、六年生&一年生組！Bコース、五年生&二年生組！Ｃコース、四年生&三年生組！Dコース…ゲスト忍者組！』

『皆さんアヒルさんは受け取りましたかー！』

「「はーーいっ！」」

『上級生がアヒルさんを被り、下級生が手を繋いでゴールまで走ってもらいます！』

なんともヘンテコな……

文｢待てぇっ！！！この為にわざわざアヒルさんボートの船首飾りを作ったのか！？そんな予算が何処にあるんだ用具委員会っ！？｣

留｢学園長先生のご指示だからなぁ｣

学「位置について、よーーい…」

石火矢が鳴り響く。

『各チーム、一斉にスタート……してませんっ！！ゲスト忍者チームが出遅れてます！！』

や「だめです！井場さんの頭が大きくて、アヒルさんが入りませぇんっ！！｣

鉢「しょうがない…そのまま顔にくっ付けて走ってください(汗)｣

『ゲスト忍者チーム、今スタートしました！』

『一年生&六年生チームがリードしてます！しかし二年生&五年生チーム、追いつこうと頑張っています！まだどちらが勝つか分かりません！！あぁーっと！！今、一年生&六年生チームが加速っ！二年生&五年生チームから差を広げましたぁ！！ゲスト忍者チームも諦めず頑張ってます！！頑張ってください！！』

き「A先輩めっちゃノリノリ……」

乱「そんなキャラには見えないのにね〜…」

三治郎｢いぇーいっ！！｣

『六年、一年組が先頭でゴールっ！！五年、二年組が二位！出遅れながらもゲスト忍者組が三位に入りました！！ん、あれ？一チーム足りない気がしますが…』

「「なんですとぉっ！？」」

タ「四年、三年組はどうしたの！？」

『一体どこに行ってしまったのでしょうか……』

彦「A先輩、これを」

『ん？』

『誘導役の三年生、神崎左門くんがコースを外れて何処かへ走り去ってしまって……残念ながら失格となっております』

「「ええーーっ！？！？」」

『ということで、只今の得点は！一位の六年、一年組に各三点！二位の五年、二年組に各二点！三位のゲスト忍者組に一点！失格となってしまった四年、三年組は零点です！』