第二話 ページ3
インク「よーしっ!!それじゃ、早速レッツゴー!!」
彼は、背中に背負っていた大きな筆を手に持ち、地面に思い切りインクを塗った
『こ、これは…?』
インク「移動用のインクだよ!
ここに入ればどこでも移動できちゃうんだ!」
彼は半分インクに入りながら、「ほらほら、Aもおいでー」と、手招きしている
『(大丈夫なのかな…?)』
不安になりながらも、彼に続いてインクに飛び込んだ
---------------------------------
ポチャンと、インクの跳ねる音と共に
辺りの景色が一瞬にして変わった
目の前には、彼が暮らしているのであろう、小さな家がある
『す、すごい………ほんとに移動できちゃった…』
インク「ふっふっふ…すごいでしょ!」
フフンと自慢げな彼に、思わず笑みが溢れてしまった
インク「あっ、A笑った!!」
『え、そんなに驚くこと…?』
インク「うん。だってA…ずっと不安げな顔してたんだもん!」
そうなのかな…と思い、私は自分の頬をぺたぺたと触る
それを見て、彼はニコニコしていた
インク「でも、Aが笑ってくれて嬉しいよ!
思わず僕までニコニコになっちゃう!」
彼は「えへへ〜」といいながら、ふんわりした笑顔で笑っている
『……うん、私も嬉しいよ!』
私は、不器用だけれども
彼に負けないぐらい、思いっきり笑った
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りあ(プロフ) - インクサンズになった(インクめっちゃ推しとインク推しの人)さん» わああ!!自分で描いたものです…!ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しい… (2021年9月15日 16時) (レス) id: 578e5a2414 (このIDを非表示/違反報告)
インクサンズになった(インクめっちゃ推しとインク推しの人) - 夢主ちゃん可愛いですね!これ自分で描いたんですか?だとしたらすごいです!! (2021年9月14日 23時) (レス) id: f700950663 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りあ | 作成日時:2021年7月11日 20時