340不吉な前兆 ページ30
家康「敵の動きが悪いようだな。」
政宗「あぁ。西のScrumも揃ってないようだぜ。ん?何だ?あいつは…」
政宗の目線の先…Aもつられて見ると…胸騒ぎの元がそこに居た。
A「……とうとう来た…。」
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関ヶ原中央。
東軍、西軍の兵が一心不乱に殺し合いをしてる中、一人の男は生きた屍達を率いて、その赤い大地を無傷で歩いていた。
天海「あぁ…この地には憎悪が渦巻いております……信長公……西と東の王があなた様に最高の御膳を用意して下さいましたよ……フフフ…。」
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関ヶ原から少し離れた山道。
翠、慶次、孫市、まつは雑賀衆を率いて関ヶ原に到着した。
慶次「もう戦は始まったようだな…。」
孫市「どちらの軍も攻め手を変えているようだな。これでは降着もする。」
まつ「しかし、我らの目的は戦ではありません。」
孫市「あぁ。だが、奴もこの地に現れるはずだ。」
翠(…もしくは…既にもう…………A…)
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西軍本陣。
天海の存在が斥候により知らされた。
三成「天海だと!?」
斥候「はっ!小早川軍の天海が織田残党を率い、第三勢力として襲撃を繰り返しております!」
三成「己…!!穢らわしき裏切り者め…!!」
皎月院「……。」
幸村「で、天海殿は何処に!?」
斥候「戦場のほぼ中央との事にございます!」
幸村「……お市殿…………。」
幸村は佐助に視線を送ると、佐助は頷き、その場から姿を消した。
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関ヶ原近辺。
戦はますます激しさを増していく中、翠達はようやく天海の姿を見つけた。
孫市「天海を見つけたぞ!雑賀衆!全軍で突撃を掛ける!目標は天海…いや、明智光秀ただ一人!他の戦闘には目も暮れるな!」
雑賀衆「おぉーーーーっ!!」
孫市「奴は復活させない…血の時代には戻させない…。」
翠(明智光秀…待ってなさいよ……もう…アンタには負けないんだから…私も……Aも…)
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西軍本陣。
またしても斥候から芳しくない報告を聞かされる。
斥候「小早川軍が謀反にございます!」
三成「何だと!?」
皎月院「!」
幸村「誠でござるか!?」
三成「くっ…!!金五おぉぉぉ!!」
刑部「己…!三成にこれ以上の裏切りを与えるか…!呪ってくれるわ…!」
皎月院(……まだ…何かが起こる…)
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タンポポ(プロフ) - ありがとうございます!!終盤戦ももうすぐそこなので、張り切って最後まで書かせて頂きます!! (2017年11月13日 13時) (レス) id: f0242507ad (このIDを非表示/違反報告)
遠どぅー(プロフ) - もう楽しみでしょうがないです、早く続きが見たい!夢主達がどぅーなるか気になります!!更新頑張って下さい!! (2017年11月13日 12時) (レス) id: 8674fd3df2 (このIDを非表示/違反報告)
タンポポ(プロフ) - ありがとうございます!もう本当に長らくお待たせしてすみませんでした!!完結まで後もう少しなので、頑張って最後まで終わらせます!! (2017年10月24日 11時) (レス) id: f0242507ad (このIDを非表示/違反報告)
遠どぅー(プロフ) - 待ってました!!これからどぅーなってくるか楽しみです!!更新頑張って下さい!! (2017年10月23日 18時) (レス) id: 8674fd3df2 (このIDを非表示/違反報告)
タンポポ(プロフ) - ありがとうございます!すごく嬉しいです!返信遅れてすみませんでした!これからも張り切って更新させていただきます! (2017年10月22日 20時) (レス) id: f0242507ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンポポ | 作成日時:2017年9月13日 14時