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37話 ページ38

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「というか、貴方だってご飯抜いたりしてるでしょう。」




『知ってます?人って水だけでも案外いきてられるんですよ?』




「ちゃんと栄養のあるものを取りなさい。」




まるでコントのように繰り広げられる二人のやりとりを見ていたコナンくんが口を開いた。




「ずっと気になってたんだけど、さっきのAお姉さんのやつ、なに?」




『さっきの?』



「うん。撃たれた弾丸が、何かに飲み込まれてたでしょ?」




『あー』




見てたんだ。


軽く気絶でもしてくれてたら助かったんだけど。




『あれは異能力と呼ばれるものだよ。』



「異能力?」


『常識ではあり得ないことを起こす能力だ。



例えば、自身の身体強化、未来予知、精神操作…など色々ある。



信じられないかもしれないけど、少なくとも、この世界に何人かはいるんだよ。



私もそのうちの一人だ。』



「でも、そんなの…」




『ありえない、と言うかい?先刻も見ただろうに。』




コナンくんが息を呑むのがわかる。



『信じ難いかもしれないけど、事実だよ。』



『まぁ、このことは他言無用で頼みますよ。』





ヘラっと作り笑顔で笑いながら、少し威圧しておく。





「…うん。」




流石にもう隠す必要もないかなぁ、と思って後ろを振り向き、名刺を差し出す。




「え?」



『紹介が遅れたけど…。
軍や警察に頼れない危険な依頼解決を専門にする探偵社、武装探偵社の社員、一条Aです。

よろしく。』







そう言って、私は彼に向かって笑みを浮かべた。






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sena(プロフ) - ありがとうございます!とても励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年9月2日 13時) (レス) id: ab485b8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 久しぶりの更新お疲れ様です。小説誰が止めたか気になりますが楽しみにしております。これからも頑張ってください。 (2020年9月2日 0時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
双黒最高か!!! - 初コメ失礼します。わりと前から作品を拝見させて頂いております。久しぶりの更新嬉しいです。とりあえず…頑張ってくださぁぁぁぁぁぁい!! (2020年8月31日 19時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - 今まで更新できなくてすみませんでしたm(_ _)mこれからも、更新があまりできないことがありますが、どうぞよろしくお願いします。 (2020年8月30日 20時) (レス) id: 155cfbd4bf (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです!頑張ってください!! (2020年8月30日 19時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sena | 作成日時:2020年3月17日 18時

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