探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

40話 ページ41

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ピンポーン



チャイムを鳴らしてみる。




シーン



これ、人いるのか？



ガチャ


あ、開いた。


「どちら様で…‥コナンくん？」


「昴さん、今日泊めてもらうの、Aお姉さんも一緒でいい？」


「あぁ…わかった。」



今の間はなんですかね、まるで初めて聞いたかのような。




『どうも。一条Aと申します。
突然すみません。』


「いえいえ、大丈夫ですよ。
私は沖矢昴、大学生です。ここには居候させてもらってます。」




ぱっと見では優しそうな感じかな、でも、なんか気を許せない部分がある。




「お風呂どうぞ」


『ありがとうございます。』



お風呂に入ってる間になんか話すんだろうなぁ。



とりあえず入ろう。




『あー』


気持ちいい。


そういえば昨日お風呂入ってなかったな。



「着替え置いておきますね」


『はーい』



ガラガラと開けると、



『あぁ』



予想通り、沖矢さんの服じゃないですか。



一応服を着て、安吾さんから借りたコートを着た。



『お風呂ありがとうございました。』



「あぁ、服大丈夫でしたか？」



大丈夫なわけないでしょうが、身長見て分からないのか、という文句をグッと堪え、



『えぇ、少し大きいですけど。』



「そうですか、ならよかったです。」





…一瞬、目が開いたように見えた。


　


少し分かったことがある。









あの人、

仲良く出来ないタイプだ。







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