探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

14話 ページ15

.


もうすぐくるから、と言うコナンくんの言葉通り、一台の車がきた。


「コナンくん！いきなりどうしたんじゃ」


中から、小太りのおじさんが出てくる。


「何いってるの？博士、ショッピングモールに買いに行くものがあったんでしょ？」


「あ、あぁ、そうじゃったな」


ほんとかよ。


内心突っ込みながら自己紹介をする。


『はじめまして。一条Aです。今日はよろしくお願いします。』


「こちらこそ、阿笠博士です。どうぞよろしく。」



自己紹介は終わったので、とりあえず車に乗った。



あれ？


女の子が乗ってる。


「灰原哀。よろしく」




へー、最近はこういう子が多いの？




prrr


『あ』


どうしようか。


「出ても大丈夫ですよ。」


阿笠さんから許可が下りたので、電話に出た。


『もしもし』



「おい！一条！電話をしろとメールに書いただろうが！」


書いてたっけ？


『あー、国木田さんすみません。見てないです。』


「おい！…とりあえず、虎の事件があっただろ」


『あぁ、人食い虎』


「あの正体が、少年の異能力だったんだ」


へー

『私があってたじゃないですか。』


「いや、それはそうなんだが…。」


『で、どうしたんですか？』


「太宰が、探偵社に入れると言い出したんだ。」


『いいんじゃないですか？』


少年も困るだろうし。



『じゃ、あとで試験の結果教えてくださいね。』


おい待て、と言う言葉を無視して切る。



.

15話→←13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す