salon de WEST

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みんなであっくんが作ってきてくれたケーキ食べて

何故か流星が買ってきたシャンメリー飲んで

俺はすっかりその存在を忘れとった



「あ！みんなからのプレゼント開けてええ？」
重「おん！開けて開けてー！」
流「俺らは3人から！」

シゲ、流星、望からはずーっと欲しいって言ってた古着のジャケット
前に行った時手持ちが足らんくて諦めたんよな

望「前に一緒に買い物行った時欲しがってたから絶対あげたかったんやけど給料前で…」
流「やったら3人で良い物買ったろーって」
「ほんま嬉しい！！ありがとう！」
重「めっちゃ似合っとるやん！買ってよかったな」



淳「はい、俺からはこれ」
「なに？
え、えぇ！これ今在庫切れって言う
幻のヘアアイロンやんか！！」


淳太からは使うだけでツルツルになるっていう
ヘアアイロン！
人気すぎて予約待ちって言ってたけど


淳「オーナーの立場を利用させて頂きました」
ウィンクしながらドヤって来たのは若干ウザかったけどプレゼント貰ってる立場でそんな事で言われへんから黙っておきます笑


桐「もんちもんち、俺からはこれ」

あっくんから渡されたんはなんか小さく折り畳まれた紙

「なん？これ…

あっくんにシャンプーしてもらえる券」

重「なんやねんそれ！！せこいわ！」

「おれ、素で嬉しいんやけど」


せやって、オシャレデイの時にしかシャンプーなんてして貰えんのやで？お客さんでも滅多にして貰えへん言うのに、めっちゃ貴重やん！


桐「神山さん、そっちにそんな喜ばれると本命の物渡しにくいんで笑」

「え、これちゃうん？」

桐「それも！本番はこっち」


あっくんから受け取った袋から出てきたのは皮のシザーケース
あの、美容師が腰からぶら下げてハサミとか入れてるやつな！


桐「今使ってるの大分年季入ってるやろ？折角やからいつも俺がお世話になってる所で作ってみた！使えば使うほど味が出るから大事に使ってな」


「しかもオーダーメイドなん？絶対大切にするわ！ありがとう！」



流「濱ちゃんからは？」

濱「YES！待ってました！

俺からはー

俺からはー

あかん、家に忘れた」


重「おい濱田！！」

望「なにしてんねん！」

桐「まあ、濱ちゃんらしいやん」

濱「神ちゃんごめーーーん、明日持ってくるー泣」



後日、人をダメにするクッションが自宅に届きました

てか濱ちゃんこれを店に持ってこようとしてたん？

やめて、持ち帰れんから笑




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