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緑「それでも、留学への道が少し開けたんで…
ずっと夢やったから…望の…
ほんまは卒業後すぐにでも海外に行きたかったんやけど、やっぱり難しくて」
黄「まあ、そんな安い金ちゃうからな」
緑「はい…」
黄「それで俺を頼ったって訳や？」
援助を頼まれた旦那様からしたら
なんて失礼な話やろ…
図星を突かれた俺は何も言い返せへんかった
黄「ふふ」
思いもよらない旦那様の微笑みに困惑…
俺変な事言ったやろか…
黄「いや、まるで自分の事のように話すな思うてな」
緑「！！毎日の様に聞かされてたんで！
でっかい夢なんやと思います。
通用せんかなんて分からへんけど
自分を試したいんやと思います…」
気付いたら
まるで自分の事のように話し込んでしまっとった…
緑「すみません、つまらないですよね」
黄「いや、ええんよ、もっと聞かせて欲しい」
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作者名：MITA | 作成日時：2020年5月11日 16時
