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？「……あなた方が進軍して頂くのは安土城……1586年になります」
来客者は一瞬、長谷部の方へ目を向けた。
へ「は……待て！安土城は1585年に取り壊されたはずでは！？」
？「ええ、ですからあちらの世界では織田信長は生きている。まさに信長の栄華の時代だ」
へ「なっ……！そんな…ことは」
？「2205年、審神者を起用することによって、あなたのような力をつけた審神者が出てきました。
ようやく聚楽第や今回の安土城を調査できる。つまりはあなたたちの力の見せ所です。ご武運を」
周「……これ以上は聞いても説明してくださらないんですよね」
その周の言葉は疑問ではなく確信。政府はいつも周ら審神者に責任を押し付けたがるクセに説明はしない。
あちらの世界の人々からしたら我々が修正主義者ではないか？
こちらの世界も守りきれなかったら放棄されるのか？
周の頭をめぐる疑問は絶えないが、聚楽第の際に来た監査官……今はすっかり馴染んでいる山姥切長義に適当にあしらわれた過去があるので、これ以上の質問は受け付けないことは周にはわかっていた。
？「すみません……私もここまでしか知らされていないのです。
ただ……今が1番大事、と言うことをお忘れなく。
聚楽第にも増して骨の折れる相手がお出迎えになる様子。お気をつけて」
そう忠告すると来客者は身につけたマントをひらつかせると姿は見えなくなっていた。
審神者部屋に取り残されたのは一滴も口にされていないぬるくなったお茶だけであった。
周「……嵐のような人だな。長谷部、大丈夫？」
へ「……はい」
周「会いたい？信長公に」
へ「まさか……あんな男、聞いただけで虫酸が走ります」
周「はは、そっかそっか」
周は知っていた。長谷部がそんなことを言いつつも昔の主である信長公を密かに思っていること。まぁ、この話は今は関係ないので割愛するが。
周「夕礼までは他言無用だよ」
へ「もちろんです」
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黒雪 長谷部信者(プロフ) - 初めまして！ 人間無骨とても、面白かったです^^* (2019年7月8日 0時) (
レス) id: 64abb0ccf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 続編はどこにあるのでしょう！とても気になります！待ってます！ (2019年4月1日 16時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
しおキャラメル - 長可ちゃん！！！！人間無骨！！！！！好きです！ありがとうござます(*≧∀≦*) (2019年2月19日 1時) (レス) id: 2d0ba07ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望田 | 作成日時：2019年1月26日 18時
