時間 ページ4
早く帰れた日から数日、
いまだに胸の違和感を抱えたままだった。
歌「ハアッ・・・っ・・・・ハぁ・・」
今は歌番組が終わった後。
かなり踊ったせいで４人とも息が上がっているが、
歌広場だけはなぜか２倍３倍も息が上がっている。
樽「淳くん大丈夫？」
楽屋に戻って肩で息をして椅子に体重を預けている
歌広場を見て心配そうに聞く。
歌「だ、いじょう・・・ぶ・・・・ハアッ・・」
全く大丈夫そうには見えない。
鬼「そういえば、淳くんって最近すぐ息切れするよね」
喜「あ、言われてみれば」
最近の歌広場は、少しキツイ動きをしただけで
すぐに苦しそうにする。
歌「なんか、息が吸いにくいだけ」
やっと整った呼吸で現状を告げる。
樽「それって大丈夫なの？」
喜「大丈夫じゃねえだろ」
歌「そうかな〜？まあでも、なんか息吸っても吸った感じしないし、
急に胸がめっちゃ痛くなる時あるし・・・でも、生きてるし・・」
最後のは置いといて、
どう考えても普通の人なら現れない症状ばかりだ。
鬼「一回病院言った方がいいって」
樽「そうだよ」
歌「んー、僕も行きたいんだけど、なかなか休みの日ないし・・・」
自分でも異常だとは思っているが、時間がない。
早く帰れた日から一向に休みが入らないのだ。
喜「どうにかあのババアに休み入れてもらわねえと・・・」
所「そうだね。でも、あのババアは怒ると相当怖いって知ってる？」
喜「知ってるに決まっているだろ。あんな鬼ババア・・・え？」
恐る恐るドアの方を向く。
喜「とととと、所さん！？どどどど、どうしたんですか！？
ま、また今日も美人ですねぇ〜・・・」
所「喜矢武！！！」
喜「は、はい！！」
ツカツカと喜矢武に歩み寄る。
ドカッ！ バキっ！！ ドスッ！！！
楽屋には、喜矢武の声にならない悲鳴が響いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羅夢 - まいめろさん» 全然おかしくないですよ！暇つぶしにでもなれば嬉しいです。頑張ります！ (2013年10月21日 19時) (
レス) id: 8db673200f (このIDを非表示/違反報告)
まいめろ - 何か文がおかしくなりごめんなさい (2013年10月20日 20時) (レス) id: 50aa19b375 (このIDを非表示/違反報告)
まいめろ - これもまた、面白い作品でした(^-^) ホントすごいと思います これから応援させてください てゆーか応援します！ 十分頑張ってると思いますが頑張って下さい (2013年10月20日 20時) (レス) id: 50aa19b375 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢 - キセキ＠キイロワールドさん» 全部読んでもらえるなんて・・・あまり面白くなかったと思いますが、本当にありがとうございます☆〜（ゝ。∂） (2013年8月23日 17時) (レス) id: 68e3864007 (このIDを非表示/違反報告)
キセキ＠キイロワールド - 初めに、コメした作品で、また、コメしますねぇー♪ (2013年8月23日 16時) (レス) id: ed2a9de8c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羅夢 | 作成日時：2013年7月24日 16時
