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23 交流最高 ページ24

今まさに渦中の人物、鈴木入間がまさか同じクラスだなんて。うーん、図らずとも主人公に近よれる立場となったわけか。

やっぱり俺、このクラスにいる限りモテないんじゃないだろうか…ハーレム作るのは主人公の役目だし。


入間の超絶スキルを見て、クラスメイトも盛り上がる。
そしてうぬ男ことサブノックも、入間の方へと興味が向いたのか、俺はようやく解放された。

なんかどっと疲れたな…。

「あ、これさっきのサブノックの分の配当金。はい」
「ああ。ありがとう」

ジャズから、配当金を渡される。俺の単独勝ちだったので、割と貰えた。俺別にお金には困ってないからぶっちゃけいらないけどな…。

「なんかサブノックの奴やけにお前のこと目の敵にしてたけど、なんかやらかしたのか?」
「えー首席は、あの入間くんと確執があるんでしょ?」
「そうなのでござるか?その話詳しく聞きたいでござる!」
「その話、女人は出ますかな?」

どうやら金髪くんとモップみたいな顔のやつとカムイは、ノリがいいというか、話しやすいタイプなのかもしれない。カムイは変態紳士の部類だろうが。

「サブノックとは初対面だし、勝手に向こうが突っかかってきただけだ。入間さん…とは、特にそんなものない」
「さん付け?!ソレ絶対なんかあるでしょ?!」
「隠さずに話すでござるよ〜!」
「女人…女人は…」
「残念だが、お前らが考えるようなことはないからな」
「え〜本当に?」
「なら、直接本人に聞きにいけ」

スキャンダルというか、トラブルを好む性質の多い悪魔にとっては、俺は格好の的なんだろうが… 変にほじくり返すのもなあ。

「アスモデウスも困ってるだろ。そこまでにしておけリード」

じゃ、ジャズ…!お前優しいな!

「ちぇー、絶対面白い話だと思うのになあ」
「無理に聞くのも悪いでござる… すまないでござる」
「いや。そういえば自己紹介をしていなかったな。知っているかもしれないが、アスモデウス・アリスだ。アスモデウスと呼んでくれ」
「あ、僕はシャックス・リード。リードでいいよ」
「拙者はガープ・ゴエモンでござるよ」
「これからよろしくな」

第一印象はまずまずでは?このまま友達になれたらいいなー!

「喧しいぞ貴様等ッ!」

同級生と和やかに喋っていると、突然怒号が飛んできた。皆振り向くと、入口にあの真っ黒教師のカルエゴ卿がいた。げぇっ!あんたが担任かい!

「外へ出ろアホ共!授業を始める」

いくらなんでもいきなりすぎません?

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作者名:南条 | 作成日時:2021年10月13日 21時

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