めりー、、？ ページ13
小山side
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今日はクリスマス！！
クリスマスって大人になってもワクワクするよね
みんなは誰と過ごしてる？
友達？家族？恋人？
俺はもちろん…
｢けぇちゃ！｣
大切な3人と
せっかくだし、たかにクリスマスプレゼント買ってあげようかってシゲと手越に相談したんだけど、
結局何あげるか決まってないんだよね
プレゼントってさ、もらうのはもちろん
あげる方もなんだかドキドキするよね！
服にしようかって話も出たんだけど、俺たちが決めるんじゃなくてたかの欲しいものを買うことにした
｢たか、何か欲しいものある？｣
｢ほし？｣
｢うん、クリスマスプレゼント｣
加｢そんな言い方しても難しいんじゃねーの？｣
シゲちゃん、ごもっとも
なんて言ったらいいの〜
加｢俺と小山と手越から、たかにプレゼント
好きな物買ってあげるよ、何がいい？｣
手｢服とか、おもちゃとか！｣
｢すきなもの…｣
たかは真剣な顔して悩み出したかと思うと
俺たちの顔をじっと見つめた
｢たか？｣
｢たか、すき！｣
そう言って笑顔で指さしたのは俺たち
ハテナだらけの俺たちをよそに、たかは嬉しそうに笑っている
｢俺たちもたかのこと好きだよー？｣
｢たかね、ほし、ある！｣
手｢お、欲しい物思いついた？｣
加｢好きなもの言ってみな｣
｢…ぎゅーがいい！｣
満面の笑みで無邪気に答えるたか
えっと…俺たちからのハグってこと？
なにそれ、可愛すぎるんですけど！
｢可愛いぃー！そんなのいくらでもしてあげるよ！！｣
加｢おい、たかが潰れる｣
｢あ、ごめん。たか、メリークリスマス！｣
｢めりーくま？｣
手｢メリークリスマスだよ、たか大好き｣
｢たかも！｣
加｢メリークリスマス、たか｣
｢めりーくまさん！｣
俺たちからのハグを順番に受け止めた たかは
不思議な呪文を唱えながら今度は俺たちにハグをしてくれた
｢けぇちゃ、しげちゃ、ゆう、めりーくまさん！
たかね、だーいすきっ！｣
飛び込んできた たかを受け止めて
3人で優しく包み込んだ
｢けーちゃんも、皆のこと大好き！｣
｢あー、たかとおなじ！｣
｢うん、同じだね｣
｢うれしー！｣
そんなやり取りをする俺たちを
シゲと手越が優しい顔で見つめていた
大好きな人たちとこうやって一緒に過ごせるなんて幸せだな
これは、サンタさんから俺へのプレゼントかもしれない
皆のとこにもサンタさんはきた？
メリークリスマス！
20.12.25
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作者名：貴虎 | 作成日時：2020年7月4日 0時
