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増田side
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結局、あれからさんざん考えたけど
答えなんて出るはずもなく、そのまま眠りについた
次の日、まだぼんやりとする頭の中で
昨日の事は夢だったんじゃないかなって思った
だけど、腕には採血をした跡がくっきりと残っていてまた落ち込んだ
夢ならよかったのに、、、
おれは、どうすればいい？
誰か、、助けて....
重すぎる事実を一人で抱えるには辛くて
誰かを頼りたい、、
でも、こんな俺を誰にも見せたくなかった
俺は、一人で頑張ることが強さだと思ってた
だから弱さは見せないって、一人で耐えるんだって
そう決めた
だけどほんとは、弱さを見せることが強さだって
この時の俺は知らなかった
.
次の日は四人で仕事が入ってて、楽屋に着くと既に手越の姿があった
｢おつかれ｣
｢あ！まっすーおつかれ！｣
手越は見つめていた携帯から顔を上げ、何か言いたげな表情で俺を見つめてくる
｢····え、なに？｣
｢いや、あの····病院、行った、、？｣
なんでそんなに言いにくそうなんだよw
たぶん、俺が嫌がると思って聞きにくいんだろう
｢あー····行ったよ。貧血。ちゃんと食ってちゃんと寝ろって怒られた笑｣
笑いながら何ともない風を装って答えると、
手越は安心したように息を吐き、すぐにいつもの調子で話し出す
｢なぁんだよ！いつもバカみたいに食ってんのにちゃんと飯食わねーからだよ！笑｣
｢おい、バカみたいにとか言うなよ！笑｣
｢ははっ！でも良かった良かった！｣
｢ん、ごめんね、迷惑かけて｣
｢なんでよ！迷惑じゃなくて心配！あなたがかけたのは！｣
｢はいはい、どうもすみませんね｣
｢ったく、素直じゃねーなぁ！｣
｢お前に言われたくねーよw｣
、、、俺、ちゃんと笑えてる？
嘘ついたの、バレてないよな？
病気のことは、まだ言わない
....言えない、、
もうこれ以上
迷惑も心配もかけたくない
何より、同情されるのが怖かった
みんなとはいつも対等でいたいんだ
特別扱いも、
変に優しくされたり気を遣われるのも嫌なんだ
俺が弱いから、、、ごめんね
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orange72019(プロフ) - ほんと最高ですありがとうございます！こういうの大好きです！ (2019年11月25日 20時) (
レス) id: cdf058685f (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 貴虎さん» いえいえ(^^)楽しみにしてまーす！こちらも小説書いてるので頑張りまーす！お互い頑張りましょうね！(^^) (2019年11月10日 12時) (レス) id: 2d78803305 (このIDを非表示/違反報告)
貴虎(プロフ) - 鈴蘭さん» はじめまして^^ありがとうございます！頑張ります(´∇｀) (2019年11月3日 21時) (レス) id: df5a307335 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 初めまして！最近病気系見始めました！面白いので更新頑張ってください!応援してます (2019年11月3日 10時) (レス) id: 2d78803305 (このIDを非表示/違反報告)
貴虎(プロフ) - ましゅさん» ありがとうございます！読みにくかったらいつでも言ってください〜|ω･`) (2019年11月1日 19時) (レス) id: df5a307335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貴虎 | 作成日時：2019年10月6日 17時
