炎柱のセコム、最強説【煉獄杏寿郎】

セコムが10人 ページ12

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『さってと、鬼はどこかな〜』



「ねぇ聞いた？今度は坂下さんちの裕太くんと夏帆ちゃんが居なくなったらしいわよ」


「この一週間で10人以上も幼い子供と赤子が消えるだなんて………」




『すみません。そのお話、詳しく聞かせていただけませんか？』



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街の人達からの情報によるとこの古びた神社付近で昼夜問わず子供が消えるらしい


その理由はすぐわかった


この周辺は木々が生い茂っていて神社の木が日差しを完全に遮ってるため、鬼は昼夜問わずに活動できていたのだ



『(血の匂いが全然しない……)』



子供を食べずに蓄えているのか？





ｼｭﾙｯ





突然触手のようなものが足に巻き付き咄嗟に切り落とした




女鬼「誰だい…？人の家に土足で踏み込む非常識な子はァ」




っ、こいつが1連の事件を起こした鬼か





鬼の腕にはまだ幼い人間の赤子が抱かれていた


きっと攫った子供なのだろう




『攫った子供はどこだ！』



赤子「おぎゃー！おぎゃー！」



女鬼「うるさいわね！起きちまったじゃないか！！」




髪の毛が自由自在に扱える鬼の様で上手く近づけない


下手に近づいて赤ん坊に何かあってはならない



だが何だ？この鬼の違和感は……




女鬼「消えちまいな鬼狩り！！！」





『炎の呼吸＿＿＿壱ノ型 ＿＿不知火！』




ザシュッ




女鬼「あ"あああああ！！！」









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女の鬼を斬った後に神社を回った



神社の隅にある部屋にはまるで託児所のように子供達が楽しそうに遊んでいた




「あれ？お姉ちゃんだぁれ？」


「おばさんどこいっちゃったの？」




『っ……あの人は遠くへ行ってしまったんだよ。さぁ、自分のお父さんとお母さん達のところへお帰り』



「あっ、僕何も言わずに出てきたの忘れてた！」



「ばいばいお姉ちゃーん」




『…………』



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