もしも守ってみたら�◆攅�死牟】 ページ31
.
.
黒死牟「A………A………聞こえるか……？」
『し……しょう…………』
どうやら私は先程の攻撃を受けてしまったらしい
胸から流れる出血が尋常ではない
周りには鬼狩りの屍が転がっていた
すべて師匠が片付けたのだろう
『すみません……失敗して……しまいました……』
黒死牟「なぜ……私を庇った……私は…鬼だから……死なぬ」
『あいつの刃が…師匠の首に届きそうだったので……』
嗚呼、視界がくらい
私の人生もここまでか
『もっと………師匠と……共に………いたかった』
黒死牟「……………」
なぜこんなにも胸が苦しいのか………
傷のせいか？いや違う。もっと心の奥の＿＿＿
『ははっ………師匠、どうやら私は…貴方をずっと前からお慕いしていたようです………』
黒死牟「っ………」
彼と過ごしてきた中で初めて師匠の六つ目が揺らいだ
『どうか………私を…忘れないでくださ…んっ』
言葉を続ける私の唇を師匠は己の唇で塞いだ
黒死牟「死ぬことは……許さない………その言葉は…今は……聞きたくない」
『そ、それって………』
黒死牟「私も………お前を……好いている……」
『っ………』
嗚呼、もっと早くに聞きけばよかったそしたらきっと＿＿
黒死牟「A……お前は……永遠に……私のそばにいろ」
『それは…どういう…………』
いや、どんな意味だろうと構わない
愛する貴方のそばにいれるなら
『私は、貴方のそばにいたい』
.
.
.
.
鬼舞辻「入れ替わりの決戦にて勝者、A。貴様を今日から上弦の肆とする」
『ありがとうございます』
.
.
私は鬼となった
師匠の……いや、黒死牟さんの血によって
今、私の身体の中には愛する人の血が巡っている
後悔？そんなものないわ
そんな心があったのならもうココにたってはいない
.
.
黒死牟「A」
『黒死牟さんっ！』
黒死牟「A は………なぜ、強くなりたい？」
最近では"あの言葉"を彼が私に問いてくる
だが私は彼と違って明確に答えられるの
だって"あの頃"から理由は変わってないから
『もちろん、貴方を守るため』
.
.
.
.
.
こんな感じでよろしいでしょうか？
最近更新出来てなくてホントごめんなさい
もしも褒められたら【悲鳴嶼行冥】→←もしも守ってみたら【黒死牟】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉愛 - リクエストです。「もしも熱を出したら」を矢琶羽で書いて欲しいです。 (2021年10月16日 15時) (
レス) @page9 id: 5e6606bd3c (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推しだが渋い槇寿郎さんも好き - (途中だったので↓の続き)リクエストしたいですm(_ _)m (2021年1月27日 18時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推しだが渋い槇寿郎さんも好き - まだリクエストできるなら、煉獄槇寿郎さんで昔鬼から助けた女の子が色々あって荒んでしまった槇寿郎さんに恩返しをしつつ、そのうち二人は・・・みたいな感じで (2021年1月27日 17時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
mone(プロフ) - リクエストしたいのですが、まだ受け付けていますか？？(._.) (2020年7月24日 1時) (レス) id: bcb3ac6f95 (このIDを非表示/違反報告)
ささし太郎 - リクエストで、後藤さんと、接物しないと出れない部屋を、お願いします！ (2020年5月19日 19時) (レス) id: 0ef6c936a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：泡沫ザクロ x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月5日 12時
