第6話 ページ10
入ってみて思ったこと。
ボロい。ひたすらにボロい。
まあ２年も手入れされてない廃遊園地だからそりゃそうだろって思うだろう。
私も思ったから大丈夫()←申し訳程度のギャグ要素。
それで園内を一通り歩いてみたが、特にユイの行方を掴めるものはなかった。
ため息をつき、絵斗になにも掴めなかったと連絡をいれようと、スマホを取り出す。
でも画面上に圏外と出される。
そうか、ここは山だからWi-Fiが繋がってないのか。
門に向かい、次はどこを探そうと考える。
もう一度探し直す？もしかしたら見落としているのかも。
そんなことを思いながら、足を進めていると門に着いた。
『_____あれ？』
門を見ると、着たときには開いていたのに閉まっていた。
風かなんかで閉まったのだろうか。
そう思い、門に手をかけ、引いてみたが開かない。
なんで？
老化でなにかつっかえて引けなくなってしまったのか？
焦りが出てくる。
落ち着こう、ここから出られないなら他の出口を探せばいいじゃないか。
ここが入り口だとしたら、出口があるはずだ。
焦る気持ちを落ち着かせ、園内を歩く。
スタッフルーム近くを通りかかったとき、自分とは別の足音が聞こえた。
『え...？』
足音がした方を向くと、豚？のお面をしている、たぶん妹と同い年ぐらいの男の子がいた。
お面をしていて顔は見えないけど、体つきからして男の子だろう。
その子は私がが見ているのに気づくと、スタッフルームの中に入ってしまった。
『え、ちょ、待って...！』
気づいたら私は追いかけていた。
スタッフルームに入ると、中には電気が通っておらず、少し薄暗かった。
パッと見てみたが、さっきの男の子はどこにもいない。
『あれー...？』
おかしいな、と思い、もう一度周りを見てみるが、やっぱり男の子はいない。
もういいか、そう思ってスタッフルームを出ようとすると、カタン、と物音が聞こえた。
？「はっ！？ちょ、バカ！！」
？「大先生なにしとんねん！」
？「お前らこそうるっさいわ！バレたらどないすんねん！」
三人の男の子の声が聞こえた。
少し探してみると、ロッカーがちょっと動いている。
動いているよりかは、揺れているって言った方が正しいのかもしれないけど。
『え、あのー...』
とりあえずどうしてここにいるのか聞こう。
そう思い、声をかけてみた。
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Chu♪切り悪くてごめん♪文字数、恨んでよ頼む♪
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壊(プロフ) - 続きはどこですかね？ (4月4日 9時) (
レス) @page24 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
mikazuki(プロフ) - ほしよぞらせいさん» コメントありがとうございます。面白いといっていただけてよかったです。更新頑張ります！ (11月29日 17時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ほしよぞらせい - 初コメ失礼致します、面白かったです！更新されるのを楽しみに待っています！ (11月28日 21時) (レス) id: 3ab3001d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mikazuki | 作成日時：2023年11月15日 18時
