第2話 ページ5
絵斗に薫ちゃんが入院した病院を聞き、事前に連絡をいれておく。
車で病院に向かう。
車で向かう途中、ユイはやっぱり思春期なんだなとしみじみ感じた。
まあ思春期は悩む時期だから、じっくり悩んでもらいたい。
それから音楽を聴きながら車を運転しているとすぐ着いた。
受け付けに向かい、色々と済ませてから薫ちゃんの病室に向かう。
ゆっくりと戸を開ける。そこには"いつも通り"の薫ちゃんがいた。
窓から外を見ていた。
『ぁ、薫、ちゃん』
久々過ぎてどう話すのか忘れてしまった。
会ったのは高校以来だからなぁ...高校の時みたいに接せれるかな...。
そう考えていると、薫ちゃんが私がいることに気づいた。
ka「Aちゃん？」
『あ、うん！えと、久しぶり...？』
ka「久しぶり。高校以来だっけ？まさかこんな再開の仕方とは思わなかったけど...(笑)」
苦笑しながら、薫ちゃんはそう言った。
私も驚いてるっちゃあ驚いてる。
でもなんだろう、嬉しいの方が勝つ。
そのあと、色々と話をした。
話を聞いていて、薫ちゃんは教師になったことを知った。
音楽を担当していて、薫ちゃんの親戚？に当たる子が入学してきたらしい。
え、なにそれ、普通に楽しそう。
それから時間を忘れるくらい話した。
気づいたら外は暗くなっている。時計の針は6時を指していた。
私色々支度をして昼御飯食べて4時30くらいに来たから、1時間30も喋り混んでたのか...。
『もうこんな時間...薫ちゃん、私そろそろ帰るね』
ka「うん、またね」
受け付けに向かい、手続きを済ませて駐車場に行く。
ユイはもう家に帰っているかな。
そう思いながら、帰路を急ぐのだった。
20分ぐらいで家につき、玄関の扉を開ける。
『ただいまー』
返事は帰ってこない。部屋にでもこもっているのだろう。
靴を脱ぎ、ユイの部屋へ向かう。
部屋の扉に手をかけ、ゆっくりと開いた。
『_____え？』
顔が真っ青になっているのが自分でもわかる。
『嘘...』
だってそこには...
『なんで、いないの...？』
ユイがいなかったから。
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壊(プロフ) - 続きはどこですかね？ (4月4日 9時) (
レス) @page24 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
mikazuki(プロフ) - ほしよぞらせいさん» コメントありがとうございます。面白いといっていただけてよかったです。更新頑張ります！ (11月29日 17時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ほしよぞらせい - 初コメ失礼致します、面白かったです！更新されるのを楽しみに待っています！ (11月28日 21時) (レス) id: 3ab3001d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mikazuki | 作成日時：2023年11月15日 18時
