第1話 ページ4
目が覚めて、布団から起き、あくびをしながら台所へ向かう。
朝御飯を作る。今日はトーストと目玉焼き。
ジュー...と美味しそうな音をたてながら、目玉焼きがきれいに焼けた。
現在、休日の午前5:30。
会社員の私にとっては祝福の1日。
...だが、まだ仕事が残っているので、せっかく早起きしたことだしこの時間で終わらせてしまおう。
仕事の残り物に打ち込んでいると、扉が開く音が聞こえた。
『あ、ユイ、ごめん、起こしちゃった?』
yi「んーん...大丈夫」
ユイは目を擦りながらあくびをする。眠そうだな...。
『まだ寝ててもいいよ?』
yi「...YouTubeでも見る...」
そう言うとユイは自分の部屋に戻った。
今、私はユイと私で暮らしている。
親は、仕事三昧でなかなか帰ってこないため、私と暮らすことになっているのだ。
仲はいい...とはいっても13も年齢が違うし、そろそろ思春期も来るだろう。
私も思春期の頃はよく"あの子"とヤンチャしたなぁ...懐かし。
そんな思いに浸っていたら、いつの間にか仕事は終わっていた。
やっぱり心を無にすると早いな()
ふぅ、と一息つき、自分のスマホに一件通知が来ていたことに気づいた。
スマホを手に取り、LI◯Eを開くと、幼馴染みの絵斗からの連絡だった。
そこには、"桃瀬薫が入院した"と言うのが書かれていた。
驚きのあまり一瞬時が止まったように感じた。
薫ちゃんが?あの薫ちゃんが?
今すぐにでもお見舞いにいってあげたいが、ユイがいるので行けない。
12と言えどもまだ子供。置いていくのは気が引ける。
とはいっても病院に着いてきてもらっても暇なだけだろうし、どうしたものか...。
直接聞いてみることにした。
『ユイ、今日用事とかある?』
yi「...ある。今日、天乃と遊ぶ」
『そっか。今日ちょっと私用事ができたから...』
yi「そう、いってらっしゃい」
『...ごめんね』
そう言って私は支度をした。
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壊(プロフ) - 続きはどこですかね? (4月4日 9時) (レス) @page24 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
mikazuki(プロフ) - ほしよぞらせいさん» コメントありがとうございます。面白いといっていただけてよかったです。更新頑張ります! (11月29日 17時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ほしよぞらせい - 初コメ失礼致します、面白かったです!更新されるのを楽しみに待っています! (11月28日 21時) (レス) id: 3ab3001d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mikazuki | 作成日時:2023年11月15日 18時