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ーーー朝。目映い光に照らされて目が覚める。
カーテンを閉めてるから そんなことあるわけないのに、昨日閉め忘れたっけ? とうっすら目を開けて 見覚えのない世界が広がって少しだけ焦った。
けれど、すぐに ぼうっとした頭で、そういや昨日はなんやかんやあって三橋の家に泊まっているのだと理解する。
むくりと起き上がって時計を見てみると 時刻は六時半少し前。時間にはだいぶ余裕があるようだ。
二度寝をしても良かったが、どうもスッキリした頭じゃそんな気分にもなれない。
ぐーっと身体を伸ばして ちらりとベッドの方を見ていると、三橋はあどけない寝顔を晒しながら ぐっすりと眠っていた。
昨日は三橋を見ただけで煩く高鳴っていた心臓も、どうやら一晩おいてようやく落ち着きを取り戻したらしい。
彼を見ても 煩くならない心臓に、ほっと息をついた。
私はベッドの縁に腰掛けて、三橋の寝顔をじっと見つめる。昨日の夜やられたように、前髪を少しだけ掬うと んん、と擽ったそうに顔を逸らす三橋。
それでもすぐに すかー、と寝息を立て始めるのが少しだけ面白い。
暇を弄ぶように くるくるとしたパーマに指をそわせながら彼の髪の毛を弄っていると、ふと昨日三橋が私に投げた言葉を思い出す。
“ 守れなくて悪ぃ ” なんて、表情こそ見ていないけれど独白のようにとても申し訳なさそうに零された言葉に私はずっと引っかかっていたのだ。
守られてない、なんて思ったことは無い。
彼と出会ってから いつだって彼は私を守ってくれていた。例えそれが直接じゃなくても、だ。
何も手を出されないように過保護に大切に扱われるだけが、守るってことでは無いだろう。
彼がいたからこそ、私はこうして強くなれているのだ。それだって 守るって言葉の中にいれてもいいはずだ。
昨日の言葉に返事をするように、
私は小さい声で ぽつりと｢いつも守ってくれてありがと｣と言葉を落とす。
すやすやと眠っている三橋の髪の毛を わしゃわしゃと撫でて、私は立ち上がった。
とりあえず、起きましたーってお母さんに挨拶してこないと。そんな事を考えて 三橋の部屋から出てぱたぱたと下へと駆け下りたのだった。
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｢ …あいつ、昨日起きてたのかよ ｣
部屋では三橋が真っ赤な顔を隠すように、
顔を覆っていたとかいなかったとか。
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零生(プロフ) - 看板さん» ありがとうございます! 体調に気をつけてゆっくりですが更新していきます。三橋大好き派のお仲間嬉しいです!!笑 (2019年1月18日 7時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
看板 - いつも更新楽しみにしてます!これからも更新頑張ってくださいね。でも、くれぐれも体を大切にしてください。私も三橋大好き派なので! (2019年1月17日 21時) (レス) id: 50ee7e3d77 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - pv8OQI9Q1ZhagH7さん» ありがとうございます！私も三橋さん大好きなのでお仲間としてキュンキュンをお届け出来てるようで嬉しいです!!これからもよろしくお願いします！ (2019年1月16日 20時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
pv8OQI9Q1ZhagH7(プロフ) - 少しづつでも更新嬉しいです！三橋大好き派としてはとてもキュンキュンします！もう好きです！ (2019年1月16日 17時) (レス) id: 3430b5c3e7 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 虚無子さん» ありがとうございます! 以前よりはゆっくりになってはしまいますが、がんばって更新していきたいと思います! 良ければこれからもよろしくお願いします! (2019年1月9日 15時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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