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いきなりの短編、すみせんでした。
クリスマスって事もあり、
ただただイチャイチャ仲良しな夢主ちゃんと三橋さんが書きたかっただけです…
番外編も楽しかったのでまた書きたいです()
本編戻ります〜!
＿＿
Side.M
授業終わりのチャイムの少しあと、ガラリとドアが開けられる。ニッコニコ顔の伊藤と呆れ顔のAが帰ってきた。
見るからに仲良さげな二人は 同じタイミングで俺を見ると、机の上に広がった勉強道具を見て驚いた顔をしていて。
同じ反応をしているだけで、やはり 伊藤に対してもAに対してもイラッとする。…いや今のは失礼な反応されたから腹たったのか?
｢ 三橋、教科書持ってたの? ｣
｢ なめんなよ。Aの机からとった ｣
｢ 勝手に盗らないでよ… ｣
俺の机までつかつかと歩いてきたAは ひょいと古典の教科書を取って、名前を確認する。ほんとに私のだし…と 溜息をつきながら席に着いたAは、どうやら次の授業は出る気のようで 数学の教科書を机から取り出していた。
伊藤は、なんでお前 まともに授業なんて受けてんだよ、と失礼な質問をぶっぱなしてきて あァ!?と睨みつけてやる。
｢ 俺だってなァ、勉強ぐらいすんだよ ｣
｢ いつも早弁してるか Aちゃんの邪魔してるだけじゃねぇか!! ｣
｢ うるせぇな、どっちも出来なかったんだから仕方ねぇだろ。漫画持ってきてる訳でもねぇし ｣
｢ …早弁するなって、理子の言うことは聞くんだ ｣
｢ あ? んだよ ｣
｢ 別に ｣
伊藤と俺の会話を聞いていたのか ぼそっと呟いたAは、聞き返すも ふいっと前を向いてしまった。
そんなAを見て、苦笑いを零す伊藤にまた腹が立つ。なに Aを知ったふりしてんだよ。
ーーー俺の方が、Aの近くに居て 誰よりも此奴を分かっていたはずなのに。
椋木が先程言っていた “恋” やら “嫉妬” やらの話はすっかり頭から抜けさり、ただただ目の前の二人に腹が立った。
理由なんて どうでもいいぐらいに、だいぶ。
｢ …サボる ｣
｢ は? おい三橋… ｣
｢ せいぜいお前はAと仲良くして 京子ちゃんに振られとけ バーカッ!! ｣
｢ はぁっ!!? ｣
キレた伊藤の横をすり抜けて 教室を出る。
ちらりと振り向いた瞬間、Aと目が合ったような気がしたが 俺は直ぐに目を逸らして イライラしながら屋上へと向かったのだった。
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零生(プロフ) - エイラブさん» ありがとうございます! 出来るだけ出していけるように頑張ります〜！ (2018年12月26日 0時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
エイラブ - 面白くて好きです！ 相良君と片桐君が好きなのでもっと出してほしいです！ これからも頑張ってください！ (2018年12月25日 16時) (レス) id: e30e78e61a (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - ソルトさん» 嬉しいです、ありがとうございます！出来るだけ更新怠らないようにするので、これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト - いつも読んでいます！続きが楽しみです！ (2018年12月22日 22時) (レス) id: 3945e53ccf (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 弌さん» 神様扱い光栄です笑 これからも好きだと思って貰えるように頑張ります!ありがとうございます!. (2018年12月20日 22時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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