□. 坂本勇人 ﾘｸｴｽﾄ ページ19
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私の誕生日
目覚めた時に見えた空は
雲ひとつない群青色で
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重たいまぶたをゆっくりと開く。
背伸びをして、立ち上がろう…としてもなかなか立ち上がれないのは、きっと身体にかかるこの圧力のせい。
(眉毛垂れ下がってるよ、もう)
私の膝の上に頭を乗せて、腕は私の腰に回して。
熟睡中の勇人くん。
寝相悪いなぁ。
でもしっかり毛布は被ってるから、そこんとこ器用だよね。尊敬する。
(そう言えば)
(こんなにゆっくりした朝はいつぶりだろう)
私も仕事が忙しくて、今年もキャプテンに選ばれた勇人くんは私よりも大変な日々を過ごしている。
だから一緒に暮らしているにも関わらず、勇人くんとは接触機会があまりなくて。
お互い疲弊しきって帰ることも少なくなかった。
「ん……A、」
「おはよ、勇人くん」
私にぎゅっと抱きついたまま、少し掠れた低い声で勇人くんはお目覚め。
彼と一緒に迎える朝は、いつぶりだろう。
なんとなく、感慨深い。
「A、誕生日おめでとう」
「そうだ…ありがとう」
そう、今日は一年に一度の、私の誕生日。
特別な日…ではあるんだけど。
至って普通な朝。
でも、それが幸せだったり。
「ね、勇人くん」
「んー？」
「そろそろ、離して欲しいな」
「やだ」
「なんで」
「Aとこうするの、久しぶりやし」
それに、Aの誕生日にA独り占め出来るとか
「なんか、ええやん？」
にししと子どもみたいな笑顔。
「しょうがないな、もう」
彼のふわふわな髪を撫でて許してしまうくらいには、私はこの笑顔にめっぽう弱かったりする。
勇人くんは私がしたように、手を伸ばして私の頭をよしよしと撫でる。
「プレゼントは、俺からのハグでーす」
「ふふ、嬉しい」
「あと、起きたら一緒に出かけよな」
「いいね、やったぁ」
「プレゼントは一緒に選ぼ」
「うん、ありがとう」
「だけどさ」
「なあに」
「もうちょいこのままでおっても、ええ？」
「うん、いいよ」
私もこうしていたいと思ったの。
…素直に言えるのは、誕生日だからかな。
私の言葉に勇人くんはにへらと笑って、
「可愛いなぁ、もう」
私の頭をくしゃくしゃと撫でた。
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この時間が最高に幸せ
最高の 誕生日です
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(どっか行きたいとこある？)
(んー…甘い物食べたい。あと、服も見たいし、あと…)
(欲張りさんやなぁ)
(今日くらい、許してよ)
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人生とは
愛という蜜を持つ花である
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凛(プロフ) - ロケットさん» ロケットさん´`*お返事遅くなって申し訳ないです(T＿T)この作品もいつか更新できたらと思いますのでその時はよろしくお願いします！ (2019年9月16日 16時) (
レス) id: 9e717ea10a (このIDを非表示/違反報告)
ロケット - ( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!!最高でした！他の作品の投稿頑張ってください！ (2019年7月25日 21時) (レス) id: 90ba40770e (このIDを非表示/違反報告)
凛*.(プロフ) - 現在リクエストは受け付けておりません（ ; ; ）申し訳ないです...！ (2018年10月13日 0時) (レス) id: da5814e32d (このIDを非表示/違反報告)
みるく。 - この小説大好きです！リクエストなのですが、ファイターズ中島選手で、甘い系でお願いします！ (2018年9月29日 14時) (レス) id: 8cf90193ed (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - こんばんは！カープの鈴木選手が彼女にプロポーズする話をお願いします！事前にタナキクマルに相談し、プロポーズ時には影で見守っている部分も入れて下されば嬉しいです！ (2018年9月22日 20時) (レス) id: 10d7566248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛*
| 作者ホームページ：https://twitter.com/j2hi_ve
作成日時：2018年1月21日 16時
