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レトルトside
「なあ、この子いったい何の目にあっとんの」
揉めていた数秒後、彼の口から寝息が聞こえてきた所で俺はキヨに話を振った
…話、というか詮索か。
「意外。レトさん分かってんじゃん」
「まあ、あれだけ背後に警戒して手をこれ見よがしに見せてるキヨを見るとなぁ…」
ただの惚気なら殴ってたけど、ちゃうみたいやし。
何かはあるよな。
目で言えと訴えると、キヨは重い口を開け小さな声で呟いた。
「…嫌な予感が当たったら、男のストーカー」
「っうわ、…うわぁ」
単語だけでもう嫌だ。
俺が気持ちの悪い鳥肌に腕をさすっていると、キヨは知らずして喋り続ける
「それなのに放課後に掃除とか遅くまで残ってるし、ストーカーがどいつか分かんねぇのに笑顔振りまくってるし、家も簡単に知れるようにしてるし、それなのにコイツはだいじょうぶとか」
「え、それいつまで続くの？」
「っや、ほんと心配なんだよ。…今だってこんな風に倒れてるし」
・・・へえ。
顔を曇らせるキヨに俺は少し驚きを感じた。
つい最近までは、「フジの彼女盗られたッどんな奴か探ってやる」って言ってたのに。
「そんな心配なキヨ君はどうしたいの。」
「…レトさん。そのストーカーを暴くの手伝って。」
真剣な表情をしてキヨは素直に言葉を紡ぎ俺を見る
それをなんとなく察していた俺は溜息をついて、こう返した。
「ええよ、飯奢りな。」
「お！えっ、またかよっ！！」
「他の人に声かけるんや。当然やろ」
「いや当然ではない。俺だってこーすけとかに聞く」
「それお前の知ってる人やろ！？俺は何も知らん、この子の知人に聞くっていう話や！」
裏を出せる知人なんて居るか分からんけどな、とボソッと吐き捨てるとキヨは表情を硬くした。
「何かあった？」
「なら、アイツじゃん。Aにすげー近い」
「っA居る！？？」
と、その時、嵐のような勢いで扉を全開に開けた男が俺たちの会話を途切れさせた。
…誰や、こいつ。
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一寸先はダーク - 主人公とkyさんのやり取りが可愛くって、もう最高です！！続きがめちゃんこ気になるます！！更新無理せず頑張って下さい！応援してます！ (2020年5月24日 9時) (
レス) id: 771b180e53 (このIDを非表示/違反報告)
主食は腐(((プロフ) - コメントありがとうございます！この先も面白いと言われるよう、自分の文才力を上げようと思います！！ (2018年8月5日 23時) (レス) id: 9bec466aeb (このIDを非表示/違反報告)
パチンコ地獄 - とても面白くて続きが気になります！ (2018年8月2日 17時) (レス) id: 84c63041f4 (このIDを非表示/違反報告)
主食は腐(((プロフ) - そう言って頂きありがとうございます！凄くゆっくりとなりますが、これから更新をしていくので最後まで付き合ってくれると幸いです！ (2018年5月30日 8時) (レス) id: 9bec466aeb (このIDを非表示/違反報告)
みき - 続きが、気になるッス！更新頑張ってください！ (2017年12月28日 16時) (レス) id: fccecb5ad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：主食は腐(( | 作成日時：2017年4月12日 23時
