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Aside
「いっ……」
『え、あ、ご、ごめんなさい!!!!!!』
私の強烈なビンタを受けても、彼は倒れなかった。
「ぶっ、あはははははは」
「やるなぁA」
「ふふっもう1発いってもいいんじゃない?」
3人はゲラゲラと笑っている
『ほ、本当にごめんなさ…ごめん!、私、こーゆー優しくされる…っていうか、女性らしいことされるの慣れてなくて、びっくり、した、ごめん』
「ふ、ぐふ、あははははははははははははは!!!」
オビも大爆笑の輪に入る。
「いいじゃん、そーゆーの燃えちゃうわ俺」
そう言って上から私をじっと見てくるオビ。
耐えれずごめんと呟きながら顔をそむけるわたし。
「やられたな、オビ」
「ええ、本当に。ちゃんと躾てくださいよ主〜」
私はオビに抱っこされたまま、下ろされる気配がなくそのまま薬室に連れていかれた。
_______
「あ!みんな!」
「白雪!」
ゼンが白雪に事情を話し、私は足首の手当を受けながら今あった出来事を話す彼らを見ていた。
「じゃあ、これからここで暮らすんだね!改めてよろしくね、A。」
『うん、よろしく白雪』
「とりあえず、足の手当は終わったよ。2日は安静にしててね。」
手際が良く綺麗に包帯が巻かれた足首を摩り、立ち上がる。
オビが私に近づき話しかける
「また抱っこしてあげようか」
『本当に勘弁してください……』
そういう私をみてゲラゲラとわらう彼は楽しそうだ。
それをみてわたしも思わず笑ってしまう。
「あ、笑った!」
白雪が私のほうを見て、天使のような笑顔で喋る。
ここは居心地がいい。
本当にそう感じた。
「とりあえず、部屋まで肩を貸すよ、A嬢」
『…ありがとう』
まだニヤニヤしているオビを無視して、私は自分より背の高い彼の腕に捕まって歩き出した。
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こは(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます!更新スピードにムラがありますが最後までお付き合い頂けると幸いです!頑張ります(><) (2022年6月23日 22時) (レス) id: d653e5444e (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続きが楽しみです! (2022年6月22日 21時) (レス) @page15 id: c65661da50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こは | 作成日時:2022年6月18日 0時