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Aside
「A、先程は不安にさせてしまって悪かったな。」
歩きながら殿下に謝られる。
『いえ、とんでもないです。こんなことになっていいのか悪いのか…。私といることでゼン殿下が狙われたりすることの方が申し訳がたちません。』
「はぁ〜ほんっとに出来た騎士だな。うちのとは大違い」
「えー、ちょっと、主〜。なんでそーゆー事言うんですか〜」
くすくすと笑いながら殿下と話す側近たち。私のいた国ではこんなことあっただろうか。
「心配しなくても、こう見えてうちの側近はみんな優秀なんだ。よっぽどの事が無ければ俺に出番はない」
大柄な男の人が私に向き直り、挨拶をしてくる。
「自己紹介、まだだったよな。俺はミツヒデだ。よろしくな！それで、こっちの女性がき「木々。」……木々だ。」
ゼン殿下とオビがゲラゲラと笑う。
木々さんもフッと笑う。
その美しさは何にも例えれない。
「あと、敬語はこのメンバーでいる時は辞めてくれ。俺はそーゆーの嫌いなんだ。気軽にゼンと呼んでもらって構わない。いやそっちがいい」
『殿下を気軽に呼び捨て…』
うちでは有り得なすぎてちょっと引つる。
「A、陛下の命だから、基本的にオビと行動してもらうが、大丈夫か？こいつは少々めんどくさいやつでな…」
『はい、構いません。「A、敬語。」…………
じゃあ、図々しいのを承知で1つお願いが…』
「なんでも言ってみろ」
『オビさ……と1度手合わせ願いたい…。』
「ほぉ」
見た目が全く騎士に見えない…どっちかと言うと裏で働いてそうな彼はどこまで出来るのか知りたかった。
「俺はいいですけど、でも…」
そう言って私の肩に手を回し、持ち上げる。
「今日はダメですよ〜A嬢、」
急に体が浮き、ビックリする私と3人。
「足、さっき窓から飛び降りた時挫いたでしょ」
そんな言葉私には耳に入っておらず
はじめて男性に抱っこされそれもお姫様抱っこ。
パニックで頭がおかしくなりそうだった
「A顔赤いけど大丈夫？」
木々さんにそう言われるが恐ろしくパニックでビックリしすぎた私は…
バチン!!!!!
オビに思いっきりビンタをしていた。
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こは(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます！更新スピードにムラがありますが最後までお付き合い頂けると幸いです！頑張ります(><) (2022年6月23日 22時) (
レス) id: d653e5444e (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続きが楽しみです！ (2022年6月22日 21時) (レス) @page15 id: c65661da50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こは | 作成日時：2022年6月18日 0時
